東北学院大学

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【中高大一貫教育事業】東北学院高校1年「総合的な探究の時間」に地域総合学部の学生がアドバイザーとして参加

2023年12月21日

 12月14日に東北学院高等学校で、1年生による「高校生まちづくりコンテスト」の校内発表会が行われ、中高大一貫教育事業の取り組みとして地域総合学部の学生12名がアドバイザーとして参加しました。

 コンテストは玉川大学観光学部が主催し、高校生がオリジナルの「まちづくり」プランを考えプレゼンテーションするもので、アイデアや分析力、論理性などが審査されます。今年は「ツーリズムを通じた自分たちの“まち”の活性化プランを考えよう」がテーマ。発表会はこの参加に向けたもので、東北学院中学校・高等学校のグローバル教育総合学習「総合的な探究の時間」の中で行われました。

 発表を聞いたアドバイザーの学生は「高校生の地域に関する深い理解と、その探究方法に感銘を受けました。特に地元への取材やアンケートを通じた調査は、大学の研究にもつながる貴重な経験です」とコメント。さらに「プレゼンテーションのスキル、特に明瞭なスライド構成が素晴らしかったです。今後の学びにおいて、これらのスキルが大きな強みとなるでしょう」と話し「根拠のある情報提示と、調査結果から具体的な提案を導くことで、発表の質を高められると思います」とアドバイスを送りました。 

 【東北学院高等学校1年生のコメント】 
 私は富谷市が新たな交通手段として施策に掲げている「ガイドウェイ・トランジット(バス専用の高架)」は認知度がマイナーであり、それよりも幅広い人に知られている地下鉄の方が話題になると考え発表しました。
 学生アドバイザーからは「なぜ地下鉄の方が話題になるのか」といった質問やマイナーな方が逆に話題になるのではないか」というアドバイスをもらい、異なる視点からのフィードバックがとても参考になりました。
 

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【高校生まちづくりコンテスト概要】
テーマ: ツーリズムを通じた自分たちの“まち”の活性化プランを考えよう
 ①“まち”は、市区町村単位で考える
 ②SDGs17の目標を1つ以上含める
 ③単なる旅行プランにならないこと
方法:プレゼンテーション(10分以内)
審査項目:①アイデア性 ②分析力 ③論理性 ④計画性 ⑤使命感 ⑥表現力
主催:玉川大学観光学部 高校生観光チャレンジ実行委員会

【関連リンク先】
高校生まちづくりコンテスト