国際教養学科の城山拓也准教授が北京第二外国語学院(協定校)で講演を行いました
2024年09月18日
9月10日、国際教養学科の城山拓也准教授が本学の協定校・北京第二外国語学院(中国)で「20世紀中国文化史における漫画の位置(二〇世紀中国文化史上漫画的定位)」と題した講演を行いました。本講演会は日本における中国漫画史研究と中国視覚文化研究の紹介を通じて、日中両国の学術交流を活発化させることを目的に開催されました。
講演は2部制で、第1部では「葉浅予研究を通じて見た中国漫画史(通过叶浅予研究解读中国漫画史)」と題し、葉浅予(よう せんよ)という中国の画家の創作に着目し、20世紀の中国文化史を捉え直すための新しい視点を提供しました。第2部「近年の日本における中国漫画史と中国視覚文化研究(近年来日本的中国漫画史与中国视觉文化研究)」では、日本における最新の研究成果を紹介するとともに、新しい中国文化史構築の可能性をめぐって、聴衆と活発な議論が交わされました。当日は中国の研究者のみならず、学生からも興味深い意見がでるなど、お互いにとって有益な交流となりました。
【関連リンク先】北京第二外国語学院ホームページ「二十世纪中国文化史中漫画的定位―求是讲堂第2讲暨知识共同体第17讲」(中国語)