2024年10月21日

　10月14日、学生の視点で地域の魅力を紹介する「地域の動画制作プロジェクト」の完成上映会が五橋キャンパス未来の扉センターで行われました。

　このプロジェクトは仙台市若林区との包括連携協定の取り組みの一つで、本学学生が各テーマに沿って若林区内の地域を取材・撮影し、学生と地域が協働して動画で魅力を伝えるもので今年で3回目。過去には荒町・連坊地区、南材地区を取り上げ、今年は若林地区を対象に動画を制作し、学生10名が参加しました。

　学生たちは5月のプロジェクト開始以降、動画制作に向け計4回の講座を受講。地域に関する講座では、若林地区の連合町内会役員の方やお店を営む方から話を聞いて、動画のテーマを検討しました。また、動画制作に関する講座では、企画の立案やスマートフォンを使用した動画の撮影・編集方法を学びました。

　その後、「地域と歴史」「地域と店舗」「地域と広瀬川」「地域とイベント」「地域と防災」のテーマで5つのチームに分かれて動画制作を開始し、7月からは若林地区の方々にもご協力をいただき、実際に地域の方々へのインタビューなど撮影を行いました。

　上映会当日は、学生たちが制作に当たっての思いや工夫した点をそれぞれコメントした後、完成した動画が上映されました。それぞれの動画が学生ならではの視点や方法によって撮影・編集されており、上映後会場は大きな拍手に包まれました。

　今回制作した動画は、10月20日の若林区民ふるさとまつりでも上映され、仙台市の公式YouTubeチャンネルや、本学内のサイネージなどで順次放映される予定です。