【経済学科】エスパル仙台との共同研究の最終発表会が行われました
2025年03月26日
経済学科倉田ゼミナールでは、エスパル仙台(仙台ターミナルビル株式会社)と東北学院大学との学術連携施策の実施に関する覚書に基づき、2024年度に共同研究を行いました。3月7日に本学五橋キャンパス未来の扉センターにて、本共同研究の最終発表会が行われました。
今回取り組んだテーマは、「若者世代の消費動向」です。2023年のキャンパス移転により、仙台駅前に若者が増えている背景から、若者世代の消費動向に注目しました。分析にあたっては、2024年12月に、エスパル仙台への見学と意見交換会を行い、また同月に、「東北学院大学学生の購買行動調査」というアンケート調査を実施し、本学学生の消費動向について検証・検討を行いました。
アンケート調査の結果、本学学生にはエスパル仙台がメインターゲットとしている層とは異なる購買行動がみられていることが分かりました。この結果に基づき、タイパ(タイムパフォーマンス)の意識による曜日別購買行動、学生へのSNSを活用した情報伝達、JRE POINTカード購買特典、サステナビリティ活動への取り組みの4つの小テーマについて、学生チームによる分析結果と提案についての発表が行われ、その後質疑応答が行われました。
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エスパル仙台の担当者からは、分析や具体性のある提案、柔軟な発想が印象的であった、学生のニーズが理解でき、今後取り組むべき営業戦略へのヒントとなるといったコメントをいただきました。
経済学科倉田ゼミナールでは今後も、このような研究内容を社会に活かすような取り組みを進めていく予定です。
【リンク】東北学院大学 研究シーズ集:経済学部 経済学科 倉田 洋 企業行動・政策に関する経済学的分析