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【キリスト教文化研究所 第59回学術講演会】ユニテリアンが与えた影響とその意義(6/30開催)

2018年06月18日

ユニテリアンが与えた影響と その意義

キリスト教文化研究所 第59回学術講演会

申込不要   無 料   土 樋

 

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日時:平成30年6月30日(土)13:30~15:30
会場:土樋キャンパス 8号館3階 第3会議室

 三位一体説に異を唱えるユニテリアン信仰の神学的主張は、初期キリスト教の時代にも見られるが、宗派として認められるユニテリアンは、歴史的には16世紀後半に始まる。その中心の主張はキリスト教内における異なる教義を認める寛容論であった。しかし19世紀半ば頃からその主張の中心は、東洋との出会いの中で、キリスト教内の教義を超え、他宗教を独立した存在と尊重する寛容論として注目を浴びるようになった。ユニテリアンはキリスト教の神のユニティー論から世界の諸宗教のユニティー論になる。しかし彼らもまた三位一体説を断罪するのでなく、それを認める寛容が必要である。更に、本講演ではこの寛容が理解から愛へと進むべきことを論じる。

LECTURER 講 師                              
   
  瀬谷独立イエス・キリスト教会牧師   土屋 博政(つちや ひろまさ)


【講師略歴】
1944年生まれ。1973年慶應義塾大学大学院博士課程(英米文学研究科)単位取得満期退学。
1988年慶應大学経済学部教授に就任。2009年同大学名誉教授。専門は英米宗教思想史。
著書『ユニテリアンと福澤諭吉』(慶應義塾大学出版会、2004年刊)にて2005年慶應義塾賞を受賞。

対    象   どなたでも受講できます
申込方法   直接会場にお越しください
受 講 料   無料
主   催   東北学院大学 キリスト教文化研究所
協     賛
 
  東北学院大学研究ブランディング事業
「東北における神学・人文学の研究拠点の整備事業」
問合せ先
 
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FAX 022-264-6530