【東北文化研究所創設50周年・文学部歴史学科創設55周年記念シンポジウム】戦国城館研究の最前線(11/2開催)
2019年09月20日
東北文化研究所創設50周年・文学部歴史学科創設55周年記念シンポジウム
戦国城館研究の最前線
申込不要 | 無 料 | 土 樋 |
■日時 :2019年11月2日(土) 13:00~17:00
■会場 :土樋キャンパス 8号館5階 押川記念ホール
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全国に3万ヶ所以上はあるといわれている城館跡は、私たちにとってもっとも身近で人気のある遺跡といえるでしょう。1980年代頃から本格的にスタートした城館跡の研究は、その後目覚ましい発展を遂げ、もはや中世・戦国時代研究に欠かせないものとなっています。その一方で、さまざまな問題も噴出してきており、大きな岐路に立たされつつあるのが現状です。
東北地方は魅力的な城館跡が多く存在しながら、他の地域に比べて、研究自体が遅れているといわざるをえません。今、城館研究で何が問題となっているのか、今後の城館研究はどうあるべきか。東北地方の城館研究が秘めるさまざまな可能性について、考える機会とします。
講師 Lecturer |
基調講演 『中世城館の変遷と北日本』 |
江戸東京博物館学芸員 齋藤 慎一 氏(さいとう しんいち) |
【講師紹介】 専門は日本中世史。主な著作に『中世東国の領域と城館』(吉川弘文館、2002年)、『中世東国の道と城館』(東京大学出版会、2010年)、『日本城郭史』(向井一雄氏と共著。吉川弘文館、2016年)など。 |
講演① 『城・町・道― 宮城県における拠点的城館の様相 ―』 |
元仙台市史編さん室長 菅野 正道 氏(かんの まさみち) |
【講師紹介】 専門は郷土史。主な著作に『せんだい歴史の窓』(河北新報出版センター、2011年)、『イグネのある村へ ―仙台平野における近世村落の成立―』(蕃山房、2014年)、『昭和を走った仙台市電』(共著、河北新報出版センター、2018年)など。 |
講演② 『赤色立体地図で探る 南三陸地域の城館』 |
宮城県考古学会会員 田中 則和 氏(たなか のりかず) |
【講師紹介】 専門は中世考古学。主な著作に『講座 東北の歴史 6生と死』(共編著、清文堂出版、2013年)、『南三陸の山城と石塔─東日本大震災後の調査でわかったこと』(河北新報出版センター、2018年)、「妙樹禅尼の逆修「石塔」造立─南北朝期南三陸の時空(序論)」『( 六軒丁中世史研究』第17号、東北学院大学中世史研究会、2019年)など。 |
講演③ 『城館から探る戦国時代の地域社会』 |
本学文学部歴史学科准教授 竹井 英文(たけい ひでふみ) |
【講師紹介】 専門は日本中近世史。主要著書に『織豊政権と東国社会』(吉川弘文館、2012年)、『シリーズ織豊大名の研究6 最上義光』(編著、戎光祥出版、2017年)、『戦国の城の一生』(吉川弘文館、2018年)など。 |
対 象 | どなたでも受講できます。 | |
申込方法 | 直接会場にお越しください。 | |
受 講 料 | 無料 | |
主 催 | 東北学院大学東北文化研究所、文学部歴史学科 | |
問い合わせ先 | 東北学院大学 研究機関事務課 東北文化研究所公開講座係 | |
TEL 022-264-6401 FAX 022-264-6530 |