ミニマルペアで音素が定義できない時
2023年度英語英文学研究所学術講演会
- 申込必要
- 土樋キャンパス
- 入場無料
- 定員100名
- 日時：2023年10月14日（土） 15:00～16:30（受付開始：14:30）
- 会場：土樋キャンパス ホーイ記念館ホール
講座概要
「音素」（母音・子音）は言語の基本単位であり、その定義がミニマルペアに基づく事実は言語学や音韻論の「常識」とされる。ミニマルペアとは語の特定位置の音対立が意味対立を生じる事例であり、日本語のasu「明日」とisu「椅子」のペアは、その対立部分（/a/と/i/）が間違いなく２つの母音音素であることの証明となる。そして、この論法は疑義を挟む余地がないかに見える。しかしながら、本講演ではこの「常識」を打ち壊す。つまり、ミニマルペアに基づく音素定義の盲点や落とし穴に焦点を当て、誤って導かれた「音素」のいくつかのケースとその体系的問題を日英語から紹介しつつ、問題解決のための一貫した方法を明らかにする。
講師
田中 伸一（たなか しんいち） 氏 （東京大学大学院総合文化研究科・教授）
- ■募集人数／100名
- ■対象 ／学部生、大学院生、教員を問わず、英語や日本語に関わる言語の問題に興味のある方はどなたでも歓迎します。
- ■受講料 ／無料
- ■申込 ／必要
- ■申込方法／申込フォームにてお申し込みください。なお、定員に達した時点で申込を終了させていただきます。
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■申込み先／
研究支援部研究支援課
- ■主催 ／東北学院大学英語英文学研究所
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■問合せ先／
東北学院大学研究支援課
TEL 022-264-6401 FAX 022-264-6530
E-mail：c1511023@mail.tohoku-gakuin.ac.jp
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キーワード
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