ラーハウザー記念東北学院礼拝堂の構造調査報告
2020年09月10日
昨年度より、私立大学研究ブランディング事業(2016年度採択)の一環として、﨑山俊雄准教授(本学工学部環境建設工学科)を中心に行われている礼拝堂調査において、このたび山形大学の三辻和弥教授のご協力を得て、はじめて「常時微動測定」が行われました。
三辻教授によると、建物は常に目に見えない微細な振動をしており、その揺れを計測することで建物全体の構造的特徴を推定することが出来るそうです。
この後、山形大学で詳しい分析が行われ、分析結果は今後の礼拝堂の維持保全に関わる基礎資料として活用されます。
なお、今回の調査内容については、今年度末に発行予定の「礼拝堂調査報告書」の中でも取り上げられる予定です。