東北学院大学

法学部

玉井裕貴ゼミが棚橋洋平先生(早稲田大学)ゼミと合同ゼミを実施しました

2022年09月12日

 

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 8月30日(火)に、玉井裕貴ゼミ(演習一部・二部)が、棚橋洋平先生(早稲田大学)のゼミと「合同ゼミ」を実施しました。
 4年生が主体となり、例年、全国の民事手続法ゼミが集結して実施される「全国合同民事訴訟法ゼミナール」のフォーマットに準じて、棚橋先生のゼミ生と、最新判例の分担報告、および、討論を実施しました。この成果を踏まえて、4年生は後期に予定している、学内での公開ゼミの実施を、3年生は、次年度の「全国合同民事訴訟法ゼミナール」への本参加を目指します。
 コロナ禍も相まって、学生間での交流が必ずしも容易ではない中、大変貴重な学びの機会になりました。
 以下、参加学生のコメントです。

<報告・討論に参加した4年生のコメント

  • ● 初の合同ゼミということで、準備はかなり入念に行いました。まさしく「演習二部」にふさわしい学修活動となりました。今回の合同ゼミで感じたことは、「未知の課題に取り組むことの大変さと面白さ」です。判例通説が定まっていない事案に対しこちらの主張をより明確に示し、相手の主張を予測・反論することは思っていた以上に難航しました。しかし、それと同時に「法的な好奇心」が刺激されました。「この事案の場合は、このような結論になる。ではあのような場合は、どうなるのだろう。」などといった具合です。「難しい。でも楽しかった。」これが合同ゼミに関する私の感想です。「法律を学ぶ人間としてもっと成長したい」という方、玉井ゼミへの参加待っています。(K.O.さん)

  • ● 大学生活最後のゼミ活動。卒論準備ではなく、合同ゼミ参加を選んだことを若干後悔(?)しながらも私たちは1ヶ月近く早稲田大学とのディスカッションの準備を行うことになった。これがまぁ~大変で。夏休みということもあり身が入らない日もあったが、なんとかグループ全員で協力して資料作りを進めていった。そして‘’早稲田‘’という名前にビビりながら迎えた本番当日。ふたを開けてみれば早稲田も人間だった。討論は白熱し、1ヶ月この日のために準備してきたことが無駄ではなかった、報われたといえる出来となった。他大学との交流というだけで不安を覚えていた2か月前の私たちに言いたい。「無事乗り越えられていますよ」(Y.S.さん)

見学参加した3年生のコメント

● あらかじめ少し勉強しないと難しいテーマだったため、内容を完全に理解することはできませんでしたが、全国合同民訴ゼミでの議論の進め方について知ることができました。また、2つ目のテーマでは、前期のゼミでやった内容が含まれており、少し分かる部分もあったため、学習が活きてる感じがして嬉しかったです。来年自分達が参加することを考えると、大分大変そうだなとは思いましたが、参加するからにはしっかり準備を頑張りたいです。また、普段交流の少ない4年生や他大学の人達と交流できて良かったです。(O.A.さん)

● 棚橋ゼミとの合同ゼミでは各大学のゼミ生の発表や主張について2人の先生方が細かくアドバイスしていたのが印象的でした。先生も2人いれば気付く点やアドバイスも違うので、玉井ゼミ単体で議論するよりもより濃い意見交換ができているように感じました。また4年生のゼミに参加させていただいたので、準備の段階も少しですが見ることができました。私たち3年生は直接早稲田大学の学生と討論した訳ではありませんが、3年生のうちに今回のような経験をできたことは来年にも繋がる貴重なものだったと思います。(O.Aさん)

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