東北学院大学

法学部

玉井裕貴ゼミが「全国民事訴訟法合同ゼミナール」へ参加しました

2022年10月25日

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中央大学(多摩キャンパス)

 
 10月14日(金)〜15日(土)に、玉井裕貴ゼミ(演習一部・二部)が、中央大学(多摩キャンパス)で開催された「第26回全国民事訴訟法合同ゼミナール」にオブザーバとして参加しました。
 「全国合同民事訴訟法ゼミナール」は、全国の「民事手続法分野」を専門とする教員のゼミが一堂に会し、合同でゼミを行うという企画です。今年度は、16大学18ゼミが参加し、300名を超える学生が集結して、盛大に実施されました。縁あって、玉井ゼミは今回オブザーバとして参加し、来年度より、正式参加する予定です。
 各ゼミが選択した最新判例について、分担報告と、判旨賛成・反対の立場に分かれての議論が行われ、必ず、他大学の教員・ゼミが顔を合わせてセッションをする、という形式で実施されており、見学したセッションは、いずれも充実した内容でした。また、他大学の学生同士の交流企画も用意されており、参加学生たちは、夏休みに個別的に「交流ゼミ」を実施した、棚橋洋平先生(早稲田大学)のゼミとの再会や、他大学の学生・教員との交流も大いに楽しんでいる様子でした。
 はじめは、やや及び腰であった玉井ゼミの学生達も、会の終了時には非常に満足した顔をしていたことが印象的で、教員である私自身も、大変多くの刺激を受けました。この勢いで、3年生の皆さんは来年度頑張っていきましょう。また、次年度、演習一部参加を希望されている方も、楽しみにしていてください。

(准教授 玉井裕貴)

参加者のコメント

 全国各地から集まって議論をするため、初めは堅苦しいのかなという印象もありましたが、和やかさもありつつ、緊張感をもって議論を進めていました。普段の報告は大学内だけですが、合同ゼミの場となると同じ専門を持つ学生の前でのプレゼンとなるため学生のやる気が違うなと感じました。また他大学や教科書で見る先生などから指導を受ける機会も貴重だと思います。セッション間では各大学が持ち寄った全国のお菓子を食べる機会があったり、他大学の学生との交流も深められたりとアクティブに過ごせました。私たち3年生は来年の本参加に向けてこれから準備を進めていくわけですが、この日のために準備してきてよかった、成長できたと思えるように頑張りたいと思います。
 今年はオブザーバーとしての参加にはなりましたが来年にも繋がる充実した時間が過ごせてよかったと思います。

(3年生 K.C.さん)

 民事訴訟法はカリキュラム的にもゼミの内容的にもあまり勉強していなかったのですが、倒産法のテーマもあり討論を聞くだけでも勉強になりました。討論中の雰囲気はもちろん真剣ですが、ところどころ和気あいあいと言った感じで笑いも溢れていました。正直、殺伐とした雰囲気を想像していたのに、思いのほか雰囲気が良くて楽しかったです。
 討論は指示書を中心に深く掘り下げていく形式でした。司会が有名な先生なので聞く側の私も少し緊張しながら聞いていたのですが、司会の先生が学説や学生自身の考え方を両チームに聞いていて、自らの考え方や理解が深まり良い議論になっていました。
 コロナ禍に入学したということもあり、他大学はおろか他の学年とも交流をすることが少なかったため、今年はオブザーバーではありますが、他大学の学生と交流できたことは非常に良い経験だったと思います。

(3年生 M.M.さん)

 初の全国民訴合同ゼミへの参加ということで、当初はそこまで規模も大きくないと考えていました。しかし、いざ会場に着くとそこには様々な大学から来た300人の学生が討論に向けて最終調整を行っていました。正直、会場の規模と人数の多さに圧倒されてしまいました。本参加は来年度ということで今年度は見学のみさせて頂きましたが、どの討論も非常に細部まで検討されており、とても白熱した討論を繰り広げていました。また他の大学生と交流することで、自分の考えや視野が広がった気がしました。
 来年度私は参加できませんが、非常に貴重な機会を頂けたなと感謝しています。全国の大学生と話してみたい、自分の考えを広げたいという貴重な体験をしてみたい方は是非玉井ゼミへの参加待っています。

(4年生 K.A.さん)

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ゼミのInstagramの紹介

 8月の棚橋ゼミ(早稲田大学)との交流ゼミ、ならびに、10月の「全国ゼミ」を踏まえ、ゼミ生による活動報告やゼミ紹介、ゼミを超えた交流のためのInstagramが始動しました。ゼミ生から見た、玉井ゼミの様子を楽しんでいただければ幸いです。

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