東北学院大学

法学部

阿部未央ゼミが5大学の東北ジョイントゼミに参加しました

2022年11月28日

 阿部未央(労働法)ゼミは、11月12日(土)「東北ジョイントゼミ」に参加しました。弘前大学、岩手大学、山形大学、福島大学に、開催校の東北学院大を加えた5大学が参加しました。これは、かつて東北の各大学で労働法ゼミを担当していた諸先生方が20年以上前に立ち上げ、現在まで続く伝統ある合同ゼミです。例年のように懇談会も含めた合宿という形ではありませんでしたが、コロナ禍の中でも遠方より多くの大学にご参加頂き、対面で開催でき、すこしではありますが懇親会もできたことを嬉しく思います。
 当日は、参加した約90名の学生が6時間におよぶ報告・質疑応答を行い、学生間で質問が飛び交う活気あふれるゼミとなりました。学院大の3年ゼミ生たちはLGBTQという難しいテーマを選び、ぎりぎりまで準備におわれ大変そうでした(前日の夜中まで…)。当日は、よく勉強し練習してきたことがにじみでる堂々とした報告で、質問に対してもチームワークよく的確な受け答えをしており、賞にこそ届きませんでしたが、すばらしい報告で、教員の私もじんとしました。
 感想をよせてくれた裕斗くんは、劇の脚本・監督をつとめ他大学の先生方からもお褒めの言葉を頂きました。七歌さんは、主張班で意見が対立するなか(それ自体はあたり前のことで、とてもいいことだと思います)、粘り強く調整してくれました。他にも個人名をあげて、がんばったね!と褒めてあげたいゼミ生ばかりです。 
 4年ゼミ生たちは、3年生のプレ報告につき合い、本番に備え質問をしてくれるとともに、当日は司会進行という大役をそつなく勤めてくれました。他流試合や他大学交流は、学生をぐんと成長させ、ゼミ生間の仲を深めるいいきっかけになるなあと改めて思いました。

(教員 阿部 未央)

参加者のコメント

 大学生活が始まってから対面授業も少なく、それまで一般的な大学生活と呼ばれるものをほとんど体験できなかったため、今回の合同ゼミは私の大学生活で一番のビックイベントであったといえます。自分の中にはなかった意見が発表され、それについてさまざまな質問が飛び交うあの空間は、感動を覚えるほど充実し、有意義な時間でした。この経験から得られたものをこれからの生活に活かしていくとともに、より知識を深めていきたいと思います。

(3年 工藤 裕斗)

 ゼミ生全員で1つの報告を作り上げることは、難しくもありましたが、それ以上のやりがいを感じる経験でした。当日の各大学の報告は、試行錯誤を重ね、何度もプレゼンの練習をしてきたことがよくわかるものでした。また、質疑応答や懇親会を通して、幅広い交流をはかれました。この経験は今後の学生生活のみならず、社会に出た際にも役立つものであると思います。

(3年 高野 七歌)

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学院大3年生 報告後のいい表情!

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5大学の参加者