東北学院大学

法学部

玉井ゼミが早稲田大学・棚橋ゼミと合同勉強会を実施しました

2023年09月19日

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棚橋ゼミ(早稲田大学)との合同勉強会の実施

 夏休み中の9月11日に、玉井ゼミが、棚橋洋平先生(早稲田大学)との合同勉強会を実施しました。今回は、玉井ゼミ3・4年生および教員が早稲田大学へ遠征し、今年度出場予定の「全国合同民事訴訟法ゼミナール」を念頭に、現段階での成果を互いに報告し合う形で、勉強会を実施しました。それぞれの担当テーマに分かれて中間報告を行い、普段とは異なる教員からの助言や学生同士の意見交換を通じて、大いに刺激を得る機会となりました。この成果をふまえ、いよいよ来月に迫った本番の「全国合同民事訴訟法ゼミナール」に向けて、ラストスパートをかけていきます。各グループの代表者に、今回の勉強会の感想を聞いてきました。

(准教授 玉井裕貴)

ゼミ生の感想

  • ●今回の遠征を通してレジュメの内容やパワーポイントの見せ方、態度決定書の中で触れた論点や主張の書き方などで参考となるポイントが多くあったと感じました。また、それぞれの大学によってレジュメやパワーポイントの持つ役割が異なるという点が興味深いと感じました。
     今回の経験をふまえ、10月の本番に向けて今回得たものをうまく取り入れるとともに、より良い議論を目指して準備に取り組んでいきたいと思います。(3年 S.S.さん)

    ●今回の早稲田遠征では、視覚的な資料の使い方や、論点の着目点など参考にできる点がたくさんありました。また、逆にここは自分たちの方が優れているなという点も発見できたので、良い経験になりました。本番では、今回の経験を活かして、有意義な議論ができるよう頑張りたいです。(4年生 A.O.さん)
     
  • ●早稲田大学との勉強交流会を通じて様々な視点から物事を見ることの重要性を学びました。例えば、同じテーマや立場であってもそれぞれのバックグラウンドや経験により異なる考え方や意見が出され、いかに視野が狭かったのかを実感しました。そこで、自分が持つ一つの視点にとらわれず、様々な視座から物事を見ることが、私たちが担当するテーマのより深い理解と解決策を導く上で欠かせないと感じました。今回の交流会で培ったことをチーム全体で共有し、一人ではなくチームとして力を合わせ討論会に臨みたいと思います。(4年生 N.K.さん)
     
  • ●自分たちの班のスライドもレジュメも改善点がたくさん見つかった。棚橋ゼミのグループはどこもスライドがとても見やすく、レジュメもあるがほとんどスライドだけを見て理解できるほどに完成していた。予備知識なしであっても一度報告を聞きスライドを見れば、後からレジュメを見直すだけで、その部分のスライドとそのとき聞いていた説明を簡単に思い出すことができ、スライドや話し方、レジュメの構成について目指すべき状態が明確になったと思う。(3年生 K.T.さん)

    ●同じ判例を扱っていてもゼミごとに特徴があり、棚橋ゼミの発表や態度決定を見て、自分達の改善点に気付くことができたと思います。また玉井先生とは違った視点でアドバイスをして頂き、たくさんの発見がありました。合同ゼミ本番に向けて残り1ヶ月間、今回の経験を活かしながら準備を進めていきたいです。(4年生 A.O.さん)

    ●今回の棚橋ゼミとの合同勉強会では、棚橋ゼミのレジュメやパワーポイントの作りがとても丁寧で参考になりました。私たちは、今年が初めての合同ゼミへの正式参加なのでレジュメやパワーポイントのフォーマットが定まっていない状態でした。そのため、今回の勉強会はレジュメの書き方やパワーポイントの見せ方など参考になる部分が多くあり、有意義な時間を過ごすことができました。今回の経験を活かして、より分かりやすい資料作りを目指して準備に取り組みたいと思います。(4年生 R.M.さん)