東北学院大学

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東北学院大学社会福祉研究所 オープンカレッジ 開講

2013年10月23日

 東北学院大学社会福祉研究所による、第33回オープンカレッジが、「共生社会の実現にむけた市民活動の展開とその課題」というテーマで、10月19日、大学祭でにぎわう土樋キャンパス 8号館の押川記念ホールで開催されました。
 このオープンカレッジは、この開講式に続き、第2回が10月26日(土)、最終回の第3回が11月2日に行われます。本学社会福祉研究所主事の齊藤康則准教授(経済学部共生社会経済学科)が開講のあいさつに立ち、「共生社会」と「市民活動」の二つのキーワードをもとに講座をすすめ理解を深めましょうとあいさつ。
 続いて第一部では、准教授による「社会運動からボランティア・NPOへ」というテーマの講義が行われました。1960年代の安保闘争・学生運動の時代から、ボランティア元年、NPO元年と言われた1990年代をはさんで、東日本大震災までの市民活動のスタイルの変遷を追いながら、災害ボランティアへの取り組み状況、NPO法など市民活動を取りまく制度について詳しく解説しました。
 続いて第二部では、東北学院大学災害ボランティアステーションとの連携も多い、一般社団法人ReRoots(リルーツ)の広瀬剛史代表が登壇し、「津波被災から若林区の農業再生を―復旧から復興へ、そして地域おこしへ―」と題し、震災以降の若林地区の農地再生に動き出すまでの経緯と、2年半たった現在までの活動を熱く語ってくれました。
 次回、10月26日は、第2回の講座が開かれます。今後、少子高齢化の問題、若年層の就労困難者の支援、地域の外国人被災者との震災復興問題など、興味深いテーマが控えています。
 皆さま、興味のあるテーマがありましたら、ぜひ本公開講座にお越しください。

各回の講座メニューはこちら

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