東北学院大学

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新型コロナウイルス感染症に関連した対策〔第20報〕 - コロナウイルスの分類変更に伴う措置 -

2023年05月01日

学生・教職員 各 位

東北学院大学  
学長 大西 晴樹

新型コロナウイルス感染症に関連した対策 〔第20報〕
- コロナウイルスの分類変更に伴う措置 -

 新型コロナウイルス感染症の法律上の分類が、5月8日から5類(季節性インフルエンザと同等)に引き下げられることに伴い、学校法人東北学院の危機対策本部会議による新型コロナウイルス感染症対策に関する行動指針はレベル0《通常どおり》が適用されます。これを受けて、東北学院大学における「新型コロナウイルス感染症に関連した対策」を見直し、第20報としてお知らせいたします。
 扱いは5類に変更になりますが、感染症が完全に終息したわけではなく、依然として感染には注意が求められます。本学では、2023年4月よりキャンパス内でのマスク着用は個人の判断を尊重することにしておりますが、常日頃から自主的な感染予防対策を講じ、大学の諸活動を継続できるよう、自覚ある行動をお願いいたします。

1.東北学院大学における新型コロナウイルス感染症対策の基本方針
(1)コロナ禍での生活様式の継続について
 感染症を拡大させないためには、これまでと同様にコロナ禍における新しい生活様式を継続していくことを基本とする。密集・密閉・密接という「三つの密」を避けるとともに、こまめな換気の実施、手洗いを励行する。マスク着用に関しては、一律にルールとして求めることはしないが、必要に応じて使用し、可能な限り他者との距離を確保すること。
 なお、不特定多数の人が集まる場所の利用には最大の注意を払ってほしい。会食を行なう場合は、感染対策を適切に講じている飲食店を利用し、長時間に及ばないよう適切な開催をこころがけること。

(2)キャンパス内感染の際の対処方針について
 一人ひとりが注意を払っても、感染者のキャンパス入構や施設利用の可能性は排除できない。そうした事態に備えて組織的に体制を整備しておくこととする。
 1)キャンパス内での感染が発覚した場合は、直ちに事実関係を確認し、必要とされる対応措置を実施する。
 2)キャンパス内で感染症が発生した場合に、施設閉鎖などが考えられることから、業務継続性の確保ないし事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)の観点に基づく対応措置を講じておくことが不可欠である。まずは、学内・法人内の各部署において、それぞれ施設閉鎖の事態を想定し、代替的な業務遂行体制(物理的な移設先やネットワーク端末環境の用意等)を構築しておくこととする。

(3)キャンパス入構体制について
 キャンパス入構の際の検温は行なわないが、学内数個所に設置してある検温器を使用するなど、通常生活の中で各自が自主的かつ日常的に検温を行なうなどの自己管理とする。
 なお、キャンパス入構時に感染が疑われる発熱や倦怠感などの症状を感じた場合は、キャンパス立ち入りを自粛すること。

2.具体的な個別の実施内容
(1)授業の実施について
 
授業の実施方法に変更がある場合は、学務部より、東北学院ポータルMy TGや電子メール、ホームページ等で周知するので、内容を確認して対応すること。

(2)学生のボランティア活動、課外活動について
 
東北学院大学が関わるボランティア活動、課外活動に関する対面開催・遠征合宿等は、十分にコロナウイルス感染対策を講じたうえで、通常の手続きにて申請すること。
 なお、コロナウイルス感染症陽性者が出た場合、課外活動団体代表者は活動状況等を学生課に報告すること。
 感染症の収束状況に応じて、課外活動再開に関するガイドラインが学生部から示される。最新情報は「課外活動応援サイトTGMIND」によって確認すること。
 ■課外活動応援サイトTGMIND 
 ■担当窓口
  総務部地域連携課ボランティア連携係(ボランティア活動):TEL.022-354-8140
  学生部学生課(課外活動・遠征合宿・旅行等):TEL.022-264-6471

(3)ゼミ合宿について
 
ゼミ活動に関する合宿に関しては、参加を強制せずにゼミ生間による合意のもとに計画を立案し、指導教員の承認を得て合宿願を学生部に提出し、実施を認める。なお、参加は希望者のみとし、不安を感じて参加を希望しない学生に不利益が生じないよう配慮すること。
 また、合宿中の懇親の際には、換気に気を配り開催時間を限定するなど節度のある運営を求める。

(4)教職員の出張等の取り扱いについて
 
いずれの場合においても、通常どおりとするが慎重な行動を求める。
 1)国外への出張・渡航
  国外出張に関しては、自己責任が伴うことを自覚し、渡航中に留意すべき感染リスク軽減対策や、渡航先で接触した相手方の健康状態等に注意し、不安を感じたときは帰国後も自身の体調管理と感染症拡大防止策に慎重を期すなど、注意義務を十分にわきまえておくこと。
 2)国内出張
  出張手続きは通常どおりとし、出張の際には、感染症の拡大防止を念頭においた責任ある判断を求める。私的な旅行も同様に扱うこととする。
 ■担当窓口
  総務部総務課(出張):TEL.022-264-6421

(5)大学の施設貸出について
 
大学の社会的貢献の一環として、公的試験等のための教室貸出については以下の点に留意することを条件として、継続して認めることとする。
 1)資格試験などの受験者として、不特定の学外者がキャンパスに立ち入るため、学内の行動経路を限定し、感染者の受験が発覚した場合の接触者把握や追跡調査を容易にする手立てを講じること。
 2)受験者と学生・教職員とが混在する状況とならないよう、受験者の動線などを考慮した上で手配することとする。
 ■担当窓口
  総務部総務課(施設貸出):TEL.022-264-6421
  (株)TGサポート(施設貸出):TEL.022-264-6551

3.学生・教職員の新型コロナウイルス感染時及び濃厚接触時の対応
(1)新型コロナウイルス感染時及び治癒後の対応について
 
1)新型コロナウイルス感染症に感染した場合は、発症日を0日として5日間、かつ症状が軽快した後1日が経過するまでは外出を控えること。
 2)当該感染症に感染した場合には、治癒の確認後、以下の手続きをとること。
  ・学生:授業等の扱いに関しては、医療機関等が発行する支払明細書や処方箋等を付して教務課または学務係に届け出ること。
  ・教職員(法人・大学):所定の手続きとして特別有給休暇届(インフルエンザの場合と同様)を提出する。
 ■緊急情報 2023.5.8以降の新型コロナウイルス感染症の対応について(大学HP)

(2)「濃厚接触者」の取り扱いについて
 
5月8日以降は、5類感染症に移行することから、これまでのように保健所からの新型コロナウイルス感染症患者の農厚接触者として特定されることはない。また、法律に基づく外出自粛も求められないため、出勤・通学は禁止しないが、キャンパス内では周囲に配慮してマスクの着用や咳エチケットを心掛けること。
 ■緊急情報 2023.5.8以降の新型コロナウイルス感染症の対応について(大学HP)

4.コロナワクチン接種について
 副反応を恐れてワクチン未接種の方は、自身の感染予防のみならず、治療に関わる医療現場への配慮や家族を含めた周囲への感染防止対策のためにも接種を検討してほしい。

5.今後の情報提供について
 
東北学院大学としての新型コロナウイルス感染症の対策に関する方針については、必要に応じて東北学院ポータルMy TGや電子メール、ホームページ等を利用し、今後も適宜情報提供を行う。

以 上