東北学院大学

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農地集積に向けた共同研究ーWebアプリで農地利用を効率化ー

2025年01月16日

 東北学院大学、岩手県滝沢市、株式会社岩手銀行及び一般社団法人Tannboは、農地の集積・集約に向けたマッチング事業の実施とその有効性の検証を目的に共同研究を実施しており、この度滝沢市で実証事業を行いました。

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【概要】
 日本の農業における問題点の1つは農地の分散であり、生産性向上の大きな阻害要因となっています。問題の改善には、地域の農業の担い手の農地面積を拡大すること(=農地の集積)や、農地の利用権の交換などにより農地の分散を解消(=農地の集約)することが有効です。滝沢市の上・中鵜飼地区では、担い手への集積について課題があります。
 実証事業では、本学経済学部経済学科の黒阪健吾准教授及び一般社団法人Tannboが研究開発しているWebアプリを用いて参加農家から耕作意向情報を入手し、農家一人ひとりの意向に基づいた農地の集積案を作成。これにより14件のマッチングが生じ、該当農地の利用権の変更を進めています。

 ※取材をご希望される場合は取材申込書をご記入の上、下記の問い合わせ先までご送付ください。
 ※本件は株式会社岩手銀行一般社団法人​Tannboからもプレスリリースを配信しております。

【問い合わせ先】
 経済学部経済学科 黒阪 健吾
 TEL:022-721-3304
 E-Mail: kkurosaka@mail.tohoku-gakuin.ac.jp