
世界文学の森へようこそ
- 期間:~12月末まで
- 場所:中央図書館2F
厳しかった夏の日差しも和らぎ、落ち着いて本を読むことができる季節になってきました。
今回は海外文学、翻訳関連の図書を中心に展示しています。
「何となく難しそう…」と、今まであまり手に取られなかった方もこの機会にページを開き、世界文学の森を訪れてみませんか?
【一部の本の紹介】
本当の翻訳の話をしよう/ 村上春樹, 柴田元幸著
小説家だけでなく翻訳家としても活躍している村上春樹。
この著書の中で、翻訳家としての創作活動について“翻訳は塩せんべいで、小説はチョコレート。交互に食べて、あとは猫がいれば、いくらでも時間が過ぎちゃう”と語っています。
この本を通して翻訳家の世界をのぞいてみませんか?
遠い山なみの光/ カズオ・イシグロ著 ; 小野寺健訳
英国で暮らす悦子は、娘を自殺で失った。
喪失感に苛まれる中、戦後混乱期の長崎で微かな希望を胸に懸命に生き抜いた若き日々を振り返る。
2017年にノーベル文学賞を受賞した英国籍作家カズオ・イシグロが、自身の出生地を舞台に描いた作品。
2025年9月に映画化され「映画化によって、母の物語を語り継ぐことができた」と 語る話題の1冊です。
ムーミン谷の名言集 : パンケーキにすわりこんでもいいの?/ トーベ・ヤンソン文・絵; ユッカ・パルッキネン編 ; 渡部翠訳
世界中で愛されているムーミンと、その仲間たちが織りなす名言の数々をまとめた1冊です。
元気がでたり、背中を押してくれるような言葉に出会えるかもしれません。
かわいいキャラクターたちと一緒に読み進めてみませんか?


