多くの人は恋愛における異性愛が当たり前だと考えていますが、そのように考えることで、性的マイノリティだけでなく、多くの人の生き方や関係性が不当に狭められ、差別や生きづらさが構造的に生まれる可能性があります。今回はジェンダー論を学ぶ小宮先生のゼミ生と、ジェンダーや性的マイノリティの研究者である福島大学准教授の前川直哉先生が、こうしたテーマについてレクチャーとワークショップを交えて学び合う機会を持ちました。
イベント概要
- 日時:12月4日(木)15時~16時30分
- 場所:土樋キャンパス/中央図書館/ライブラリスクエア
- 事前課題:前川直哉(2011)『男の絆:明治の学生からボーイズ・ラブまで』筑摩書房
第5章「同性愛者」の誕生、第6章 締め出される女性と「ボーイズ・ラブ」
を読んで質問をまとめておく。 - 話題提供者:前川直哉(福島大学/教育推進機構・高等教育企画室/准教授)
- 参加者:約20名
図書館では今後も、授業やゼミとの連携を通じて、著者と語りながら学びを深めていくワークショップの場を提供していきたいと考えています。
