お知らせ

【体育会水泳部】第98回日本学生選手権水泳競技大会に出場しました

体育会:水泳部 2022年09月16日

 

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 体育会水泳部から19名の選手が、8月28日から31日に行われた「第98回日本学生選手権水泳競技大会」(東京辰巳国際水泳場)に出場しました。 
 本大会は全国の各地区を勝ち抜いてきた選手たちが、これまでの練習の成果を発揮して日本一を懸けて競う大会です。まずは各種目で予選が行われ、上位16名の選手が1位から8位を決定するA決勝と、9位から16位を決定するB決勝に進みます。本学では小野寺将大さん(経済学科3年)が男子100mバタフライで、世界水泳選手権の日本代表選手も出場する中、懸命な泳ぎを見せて予選を勝ち抜きB決勝に進出し、総合順位14位となりました。本大会は全国からトップレベルの選手が参加するレベルの高い大会で、その中で東北・北海道地区の学生が決勝まで進むことは快挙です。
 7月に行われた東北地区大学体育大会で活躍した、女子フリーリレー種目は予選で敗れ、全国の壁の厚さを痛感する試合となりました。本大会では小野寺さん以外は残念ながら予選敗退してしまいましたが、出場した選手一人ひとりが持てる力を発揮した大会となりました。

第98回日本学生選手権水泳競技大会 東北学院大学出場選手/出場種目(PDF:90.9KB)

〈水泳部主将佐藤光将さんコメント〉
 「4年間を振り返って」 
 大学の部活は「ただ水泳をしていればいい」というものではありません。選手が主体となり、選手登録からチーム運営まで選手やマネージャーが行うようになります。そんな4年間を通じて得られるものは、水泳スキルの上達もありますが、それよりも人としての成長だと思います。人としての成長なくして大学で部活をする意味は無いと思います。
 こんな偉そうなことを言ってますが、私が本当に必死に部活動を毎日できたのは1年生の頃だけでした。あとの3年間は新型コロナウイルス感染症による活動制限のため、思い描いてた大学部活とはかけ離れたもので、そんな現実から目を背けていました。
 そんな状況の中、最後までやり切ることができたのは、監督や保護者の方々の応援やサポートがあったからです。練習や大会ができるように戻りつつある時に気さくに声をかけてくださったり、応援があったからです。
 しかし、1番大きかったのは同級生の存在でした。「あと少し一緒に頑張ろう」「大変な時は手伝えることがあったら手伝うよ」と直接声をかけてくれたり、連絡をくれた時は本当に気持ちも楽になりました。その言葉でもう少し、あと少し頑張ろうと思えました。私ひとりでは問題を解決することができなかったので、同級生にはとても感謝してます。ありがとう!
 そして後輩のみんなが、自分についてきてくれたことも支えになりましたし、水泳から逃げなかった理由の1つです。後輩には同じ経験をしてほしくないので、困っている時にはサポートしていきたいです。
 4年間大学の部活で活動していると、監督や先輩に対して理不尽に感じる時期、なかなか水泳に対して必死になれない時期、人によっては水泳をやめたくなる時期が必ずあると思います。そこで現実から逃げることは簡単ですが、やっぱりそこでもう一歩踏ん張って現状を打破してほしいです。そうやって必死にもがいた時間が自分を成長させれてくれ、大学卒業後、社会に出ていく時に必ず自分の糧になると思います。私もこの4年間での様々な辛い経験で、社会の荒波に揉まれてもやっていけそうな気がします。部活を引退した今、本当によくここまで頑張ったと胸を張って言えます。
 最後に、ここまで自分の好きな道を進ませてくれた両親には感謝しています。遠いところにも応援に来てくれて嬉しかったです。恩返しは必ずしたいと思います。

〈体育会水泳部からのコメント〉
 4年生は今大会をもって現役を引退し、後輩たちにその思いを引き継ぎました。新体制の水泳部の活躍にもご期待ください。今後とも、体育会水泳部へのご声援をお願いいたします。

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