東北学院大学

工学部 電気電子工学科

学科の特色

実社会で役立つ専門資格取得を支援

多くの免許および資格を取得するための実践的なカリキュラムも本学科の特徴です。一例として在学中に所定の科目を履修し、卒業後に実務経験を経ることで国家資格の「電気主任技術者免状」を取得できます。「電気工事士第二種」に関しては一部試験が免除されます。また「電気通信主任技術者」、「第1級陸上特殊無線技士」、「第3級海上特殊無線技士」の資格および「教育職員免許(工業高校・1種)」を取得できます。大学院への進学で専修免状を取得することも可能です。

ピックアップ研究室

より深く高度な研究を支える最新設備

工学部の研究施設が集積する五橋キャンパスの研究棟には、各系の学びを深め、先進の研究を後押しする最新設備が整っています。ロボットやIoTに代表される通信機器の電波ノイズを遮断し測定・開発を行うための「EMC電波暗室」や、永久磁石の新しい磁石材料の研究・開発を支える「磁性材料学研究室」、音の反射を完全になくした環境で音響情報処理システムの創成についての研究を行う「無響室」など、先進の設備が精度の高い研究を支えています。


新キャンパスになって設備が一新
恵まれた環境で先進の研究に打ち込める

3年 武田 彩里さん
(宮城県/宮城第一高等学校出身)

私の父が電気保安に関する仕事に従事しており、父の働く姿を見て自然と電気に興味を持つようになりました。今は、太陽光発電や風力発電など、これからますます需要が高まるとされる新エネルギー分野に関心があります。大学の敷地内にはソーラーパネルや風車が設置されており、現物を確認しながら実験や研究ができるのが魅力的。測定機器や実験装置も新しいので使いやすいです。また、地下鉄の駅直結なので、電車の時間を気にせず研究できる点もいいですね。

現状のままでは電力が絶対的に不足するといわれています。いかに効率よく環境に優しく電気を生み出せるか、また重要な社会インフラである電気をどう守っていくか、私たちの未来の暮らしを守るため研究を続けていきたいです。