教員プロフィール
石橋 敬太郎 教授
担当科目 | イギリス演劇Ⅰ、イギリス詩Ⅰ・Ⅱ、英米思想史Ⅰ・Ⅱ |
研究テーマ
シェイクスピアなど初期近代イギリスの演劇作品を執筆された時期の文脈に位置づけて、その政治的・宗教的な意味を明らかにすることに関心があります。たとえば、現存する公文書から、劇中に描かれている国王の神聖な生得の権利に対する疑いや、イスラム諸国で直面した人物たちのカトリック信仰への改宗の問題などを浮かび上がらせることです。また、歴史実証主義的な立場から、イギリス詩の時局的な意味の解明を手掛けています。
業績
- 著書
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- 『シェイクスピア時代の演劇世界』九州大学出版会(2015)(共著)
- 『シェイクスピアとその時代を読む』研究社(2007)(共著)
- 『シェイクスピアの英国史劇』金星堂(2000)
- 論文
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- 「Bussy d’Amboisにおける自然と人間」『東北英文学研究』第4号『英文学研究・支部統合号』第6巻(2014)
- 「『エドワード三世』における騎士道精神とその時代性」Shakespeare News第53巻第1号(2013)
- 「摂理主義からの脱却――The Massacre at Parisにおける新たな歴史編纂について――」『東北英文学研究』第1号『英文学研究・支部統合号』第3巻(2011)