木村 純二 教授 日本に生きる私たちが日本思想を学ぶことの大切さ 「恋」や「愛」をテーマに、古代から近代までの日本の思想を総合的に研究しています。日本に生きる私たちが日本の思想を学ぶことは、自己探究へとつながります。自分の行動や思考に過去の歴史が影響を及ぼしていることに気付けば、主体的な探究への意欲がきっと湧いてくるはずです。 主要研究分野:日本倫理思想史 担当科目:日本の思想と哲学、仏教概説、東洋の思想と哲学 他 研究テーマ 古代から近代までの日本の倫理思想を通史的に研究する。 研究トピック 日本倫理思想史における「愛」について 日本の思想は、仏教・儒教・近代哲学など、様々な思想領域から成り立っています。また、江戸時代に展開された国学の思想運動は日本の歌や物語・神話などをベースにしているので、文学作品も思想史の研究対象として取り扱うことになります。これまでの研究活動では、日本の倫理思想における「愛」「恋」を中心テーマとして、日本の歌や物語、仏教・儒教・哲学などを総合的に理解することを目指して来ました。キリスト教の「愛」の教えをどのように日本に定着させてゆくかという問題を考える上でも、「愛」に関する思想史的な研究は必要になって来るかと思います。 思想家としては、和辻哲郎、本居宣長、伊藤仁斎などを主要な研究対象としています。 木村ゼミの卒業論文タイトル例 西田幾多郎『善の研究』における自己のあり方と「多様性」の問題 宮沢賢治の考える「殺生罪」について ―「なめとこ山の熊」を中心に― 『男色大鑑』から考える衆道とBL 孫子の謀攻篇研究 ―山鹿素行『孫子諺義』を通じて― 狐女房譚の変遷 ―仏教との関係を踏まえて― 最近の著作 ”Fūryū : Japanese Virtue United with Natural Beauty”, Alternative Virtues: Japanese Perspectives on Christian and Confucian Traditions, Routledge Contemporary Japan Series, 2024, pp.11-27 『和辻哲郎の人文学』(ナカニシヤ出版、2021年)「まえがき」、「あとがき」、第2章 『折口信夫 ―いきどほる心』(講談社学術文庫、2016年) 和辻哲郎『日本倫理思想史㈠~㈣』(岩波文庫、2011~2012年)注・解説 詳細はresearchmapをご覧ください。