東北学院大学

文学部 総合人文学科

教員紹介

原田 浩司 教授
(実践神学・キリスト教史・死生学)

偉人の思想、異文化との
出会いが自己の成長につながる

学生時代からスコットランド宗教改革を地道に研究し続けています。牧師として働いた経験から、死別や葬儀といったキリスト教における臨床的かつ実践的な課題も研究テーマになりました。キリスト教の世界観に触れながら、人文学の諸課題を多角的な視点から学べるのが本学科の特徴です。

  • 主要研究分野:キリスト教史(宗教改革)、実践神学、死生学
  • 担当科目:実践神学Ⅰ・Ⅱ、キリスト教史(近代)、死生学 他
研究テーマ

16世紀のスコットランド宗教改革、そしてそこから生じた教会制度「Presbyterianism(長老主義)」をめぐる通史的な研究を主要なテーマとしながら、その文脈において生じて来たプロテスタント教会の実践的諸課題を考察することを課題としています。また、実践神学の課題としての「死生学」も研究の領域として取り組んでいます。

研究トピック

6世紀末のスコットランドの首都エジンバラの主要なセント・ジャイルズ教会(画像)でロバート・ブルース牧師が語った主の晩餐(聖餐)をめぐる5篇の説教を翻訳し、2025年4月に刊行しました。説教、主の晩餐、祈り、職制といった21世紀の実践神学的な諸課題を16世紀の宗教改革の文脈から再考察しています。

またキリスト教の実践神学的な観点から、葬儀やグリーフケアといった「死別」をめぐる諸課題について考察しています。

セント・ジャイルズ教会

ゼミの卒業論文タイトル例
  • 「スコットランド独立問題をめぐる一考察 ― スコティッシュ・アイデンティティの探求」
  • 「グリーフワークの変容 ― <継続する絆>を手掛かりに」
  • 「日本の終末期医療における<幸せな死の迎え方>をめぐる一考察」
  • 「生と死における自己決定 ― 終末期医療のジレンマを乗り越える自他関係の模索」
最近の著作
  • 【著書】『〈スコットランド信仰告白〉による信仰入門 ― 歴史・本文・講解』(一麦出版社、2021年)
  • 【論文】「ジョン・ノックスの「もう一つの信仰告白」~ノックス没後450周年を記念して」(『人文学と神学』19号,2022年)
  • 【論文】「『殺戮時代』の後期カベナンター(契約派)に見る<苦難と救済>-十七世紀スコットランドの「契約」における霊的独立の戦い」(論集『苦難と救済:闇の後に光あり』第Ⅳ部第2章、教文館、2020年)
  • 【翻訳】トーマス F.トーランス編、『主の晩餐の奥義 ― ロバート・ブルースの説教』(一麦出版社、2025年)
  • 【翻訳】ドナルド K.マッキム著、『カルヴァンと共に祈る日々』(一麦出版社、2020年)

詳細はresearchmapをご覧ください。