東北学院大学

教養学部 地域構想学科

2023年4月募集停止

学生募集停止する学部・学科の全ての在学生に対しては、卒業するまでは入学した学科の所属及びその教育環境を維持し、学生生活及び進路・就職支援等につきましても、教職員一同責任を果たしてまいります。

学科長あいさつ

地域構想学科長
岩動 志乃夫

2005年に開設された地域構想学科は、新キャンパス移転に伴う学部改組により、2025年度は18期生となる4年生のみの教育・研究となります。この20年間、地域構想学科創設当初に掲げた学科教育の基本である「人が自然や産業とどう関わり、健康や福祉の問題をどう解決すれば、住みやすい地域になるのかについて基礎的な学問、知識、技術に関してフィールド調査により現実の地域から学ぶ」ことを念頭に置いて教育・研究に邁進してきました。これまで各種一般企業はもちろん、地方行政、教育機関、さらには外国での海外支援業務に携わる人材など、多くの有意な卒業生を世に送り出し、現在社会の中堅として活躍していることは誠に喜ばしく、本学科の理念を体現するものとして自負しております。

本学科の学びの基本である「人と自然」、「社会と産業」、「健康と福祉」の3領域について基礎から学び、徐々に専門性を高め、4年生では専攻する分野を深く学び、取り組む課題を明確にしながら大学生活の集大成を飾る「総合研究」に取り組むカリキュラムとなります。これまで学んだ基礎実習、発展実習、GIS教育など本学科ならではの教育プログラムから地域の実情を知り、理解した上で、これからはよりよい地域へと「構想」していくことが求められるでしょう。我々教職員は最後の学年となる在学生の皆さんをしっかり社会に羽ばたかせるべくこれまでにも増して教育・研究のサポートをしてまいりますので、学問探究に大いに挑み、実り多き成果を残すことに期待しております。最後になりましたがこれまで培ってきた地域構想学科の教育理念は、地域コミュニティ学科へと受け継いでまいります。