5月の新着本をご紹介いたします。
各書籍は、中央図書館にありますので、是非ご覧になってください。
【おすすめ新着本の紹介】(出版社内容情報)
邪馬台国と地域王国 / 門脇禎二 [著]
大和(近畿)か九州か―。
邪馬台国の位置論は、日本国家の起源に関わる重要な意味を持つ。「魏志倭人伝」を丹念に読み込み、大和説から九州説に転換した著者が描く、知られざる「古代地域王国」の実態と国家形成史。
史記 : 中国古代の人びと / 貝塚茂樹[著]
『史記』は前漢の武帝の時代に、司馬遷が著した中国古代の正史。竹簡一三〇巻のこの大著を青年時代より敬愛し、研究し続けてきた著者が、その歴史観に近代的な照明をあたえて解釈をほどこす。「宮刑」を屈辱とするも、それに堪えて歴史家としての使命に徹した司馬遷の人生にも迫る。難解な中国古典を現代に伝える名手の著者が、伯夷、商鞅、蘇秦、孟嘗君、始皇帝、項羽と劉邦らの群像を、新鮮な感動を伴って再現する。
鳥は飛びながら眠る : 超小型センサーで覗く野生動物の私生活 / 渡辺佑基 / [著]
サバンナを歩き、極地の海に潜り、大空を飛んで渡る野生動物たち。彼らは、どのように食べ、逃げ、眠り、子を育てるのか? 本書は、生き物に超小型センサーやカメラを装着するバイオロギングという手法で謎に迫る。「ヒヒは多数決で行き先を決める」「アザラシは一晩に四千回も狩りをする」などの発見から、厳しい環境を生き抜く進化のメカニズムが明らかに。そこから見えてくる、ヒトの身体や行動に潜む進化的な意味も探る。
日本語の書き言葉はどう変わってきたか : せめぎ合う漢字・ひらがな・カタカナ / 釘貫亨[著]
「お値打ちセール20%OFF!」日本語では漢字・ひらがな・カタカナ、それにローマ字までもが一つの文に共存している。これほど複雑な文字体系は世界に類を見ない。漢字からひらがなやカタカナが生まれたが、それらは独自に発展してきた。やがて藤原定家がひらがな文に漢字を所々に交ぜ、仏教説話で漢字カタカナ交じり文が生まれた。今や、ひらがな文が圧倒的に優勢である。文字が生んだ多様で豊かな文化と社会の変遷を辿る。
「共感」の思想史 : ヒューム、スミスから現代へ / 坂本達哉[著]
個人の自由は、エゴイズムと何が違うのか。人間は、いかにして公共的になりうるのか。暴力と権威主義が世界に満ちるとき、私たちは何度でもこの問いに答えなければならない。利己主義による腐敗を乗り越えるため、「共感」の可能性を深く追求した一八世紀イギリスの思想的格闘を読み解き、現代の危機に向きあう視座を探る。
最近2カ月間の全新着本のリストはOPACで見ることができます。詳細は次のURLをご確認ください。https://www.lib.tohoku-gakuin.ac.jp/opac/newbook/?lang=0&reqCode=cls&dptidpl=&jfcd=&codeno=