東北学院大学

経営学部経営学科

学科長あいさつ

経営学科長 佐久間 義浩

東北学院大学の経営学部経営学科では、以下の5つの能力を養うことを目標としています。

  • 主体的に学び、考え、効果的に伝えることができる能力
  • 他者と関わり、チームで成果を生み出す能力
  • 企業や地域社会の現状を理解し、それを独自の視点で評価できる能力
  • 財務諸表を読み、企業の経営課題を理解し、そこから戦略的な思考を展開できる能力
  • 将来のキャリア形成を見通しながら、必要なスキルや資格を取得できる能力

これらの能力を養うため、本学科での学びは、大きく3つの専門分野で構成されています。

1つ目の分野は「マネジメント」です。この分野では、自社の強みを活かした戦略を立案し、人材の能力とやる気を引き出す力を身につけます。

2つ目の分野は「マーケティング」です。この分野では、お客さまにより喜んでもらうためにはどうすればよいか、顧客の視点から魅力ある商品やサービスを考えられる人材をめざします。

3つ目の分野は「会計・ファイナンス」です。この分野では、簿記・会計の専門的な知識を活かして、企業活動を数的にとらえる力を身につけます。また、銀行経営、証券市場、企業財務などの知識を活かして、企業の資金調達や資産運用に関する課題を解決する力を養います。

本学科では、これら3つの専門分野を柱として理論をバランスよく学びます。こうした学びを支えているのが、各分野で活躍する教員の高い研究能力です。研究能力を示す指標としては、論文数、学会での報告件数、学会賞受賞数などがありますが、学外からの研究費の取得もその一つとして挙げられます。たとえば学外からの研究費の獲得状況に着目すると、本学科の教員による国からの競争的研究資金である科学研究費助成事業(科研費)の採択率(全国平均は3割弱)は、他の地方の私立大学の中でも比較的高い水準にあります。とくに会計分野の教員の科研費の採択率に限って言えば、2025年度は8割強と著しく高く、研究能力の高さがある程度客観的に示されているといえるでしょう。このように本学科の教員は日々最先端の研究に取り組み、その研究成果を講義やゼミナールに直接還元しています。ビジネスの最前線で起きている事象を最新の理論で紐解く面白さに触れることで、皆さんの知的好奇心は刺激され、より深い洞察力や論理的思考力が養われることでしょう。

さらに、本学科では、こうした質の高い理論学習を基盤としながら、「理論と実践の融合」という教育目標の実現に向けて、さまざまな実践的取り組みを展開しています。たとえば、学生一人ひとりに行き届いた教育を行うため、1年次から4年次まですべての学年で少人数教育科目を設置しています。また、ビジネス・ケース実習やおもてなしの経営学など、地域企業・産業と連携した実践科目も充実しており、理論を実践に結び付ける力を身につけるきっかけを用意しております。加えて、専門的スキルを高めるために、日商簿記検定やファイナンシャル・プランナーなどの資格取得を支援する科目も設けています。

このように将来の目標をしっかり持って入学すれば、非常に多くのことを学ぶことができるでしょう。

聖書には「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」(日本聖書協会『新共同訳 新約聖書』 マタイによる福音書7章7節)という言葉があります。

本学科での学びもまさにこの言葉の通りです。自ら努力しないでただ頼るだけでは、何も得ることはできません。しかし、自ら努力して求め、私たち教員に積極的に働きかければ、驚くほど多くのものが得られます。

どうか今の志を大切に、引き続き日々の学びを頑張ってください。私たち教員一同、皆さんのこれからの飛躍を大いに期待し、キャンパスでお会いできる日を心よりお待ちしております。