東北学院大学

文学部 教育学科

学科の特色

ICT活用指導スキルを実践的に習得

国の施策により全国ほとんどの小中学校で一人一台の端末機が配付されています。学校からの連絡や宿題、家庭での学習成果を録画して送信するなど、活用方法も年々広がってきました。このような状況の中、教員にとってもICT活用指導力は必須スキルです。本学科では学校現場との連携や共同研究を深めながら、日々変化する現場でのICT活用法や課題を学生の学びに活かします。実践的授業を通して、デジタルツールをいかに授業に活かすか、正しい使い方をいかに子どもたちに伝えるかといった技術を磨きます。

少人数制でどの校種にも対応するカリキュラム

一学年の入学定員は70人とし、少人数ならではの実践的な授業が特長で、学習指導・生徒指導の両面にわたり指導力を身につける授業を行います。小中一貫、中高一貫教育の広がりを受け、小学校と中学高校(英語)の教員免許状を取得できるカリキュラムを設定。教員陣には教育学専門家の他に元小中高教師も名を連ね、実際の現場での経験をダイレクトに伝えます。本格的な模擬授業のほか、普段から指導計画を発表するなど実践経験を積む中で、学年や習熟度に応じた指導方法を身につけることができます。

教育学演習(理科教育)でのフィールドワークの様子

ハイレベルなコミュニケーション演習で英語に自信のある教員を育成

「英語に自信のある教員を育てたい」という強い願いのもと創設された教育学科。オールイングリッシュで意見交換や発表を行う「総合英語コミュニケーション演習」が特徴的です。自分で選んだ英字新聞などの記事を題材に英語で語り合う内容が中心で、1~3年次まで継続して受講することで、より実践的なスキルや自然なコミュニケーション力が身につきます。小学校と中学・高校(英語)の教員免許状を取得できるカリキュラムを設定しており、語学力の向上だけでなくすべての校種で優れた英語指導ができる人材を育成します。

少人数制ならではのきめ細やかさ
実践を重ね確かな指導力を習得

少人数制ならではの丁寧な実践授業を通して、学習指導・生徒指導の両面の力を着実に養います。一学年の定員を70名とし、教科によってはさらにグループに分割して授業を実施。一人ひとりが授業案や教材を作成して模擬授業を行い、的確なフィードバックを受けて次の模擬授業に活かすことを繰り返しながら、現場での対応力を磨きます。教員陣は、教育の専門家や元小中高の教師らで構成され、豊かな現場経験や業界の最新事情を踏まえた多角的な指導が特色。各教科の専門教員を配置し、希望する進路ごとにきめ細やかにサポートします。


英語指導力の育成に強み
本気で教員をめざす人に最高の環境

3年 武藤 美杜さん
(宮城県/東北学院榴ケ岡高等学校出身)

教育学科をめざす中で、本学は全校種の免許が取得できることと、英語教育に力を入れていることに魅力を感じ志望しました。1年次の初めからオールイングリッシュの授業があると知ったときはとても不安でしたが、先生方のアイデアあふれる授業のおかげでついていけましたし、いつの間にか苦手意識が消えました。

正直、授業と演習の繰り返しでヘトヘトになることもあります。でもすごく濃密な毎日で充実していますし、仲間も同じように頑張っていることが大きな励み。みんなと一緒だからやってこられました。本学科の強みである英語指導力は、小学校教員採用試験で大きなメリットだと思います。少人数制できめ細やかな指導を受けられること、先生方との距離の近さ、学生同士高め合う雰囲気など、本気で教員をめざす人には最高の環境だと断言できます。

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