東北学院大学

取り組み・活動

令和4年度文部科学省
「数理・データサイエンス・AI教育プログラム
(リテラシーレベル)」認定

東北学院大学 
数理・データサイエンス・
AI教育プログラム
(2023年以降入学生対象)

~Society 5.0社会を生きるためにデータの力について考える力を身に付ける~

数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度

東北学院大学では、Society5.0時代の到来を踏まえ、社会において次世代のデータとデジタル技術を活用した変革(DX:デジタルトランスフォーメーション)を担う人材を育成するため、表記の教育プログラムを設定いたしました。指定された科目を修得することで、数理・データサイエンス・AIの基礎が身に付きます。本学在学中に下記修了要件を満たした学生には、東北学院大学として本プログラムの修得を認定します。

※2021・2022年度入学生はこちらを参照してください。

修了要件

所属する学部、学科にかかわらず、TGベーシック科目群(知的基礎)の中から「統計的思考の基礎(選択必修)」及び共通教養科目「AI社会の基礎(選択必修)」の2科目を履修し単位を修得することが修了要件となります。

各科目の講義に含まれる内容は概ね以下のとおりです。詳細は各講義のシラバスをご覧ください。

統計的思考の基礎 (PDF:136KB)
統計やデータを正しく理解するための基礎を学ぶことで、データを読む力やデータを扱い説明する力を養成します。
AI社会の基礎 (PDF:146KB)
人工知能(AI)が身近な存在として活用される「AI社会」の特徴や発展の経緯を理解し、AI社会に関する知識や倫理などを身につける。

全学共通科目「教養教育科目」の特徴と本教育プログラムとの関係

教養教育科目のうちTGベーシックは、キリスト教について理解を深め豊かな人間性を育む「人間的基礎」科目と、社会生活の中で必要とされる知性を磨く「知的基礎」科目、問題設定能力などを専門教育に先立って身に付ける「課題探究」科目で構成されています。ここで得られた知識は、専門分野にかかわらず社会に出てからも、より良く、より知的に生きるための財産となるものです。例えば、「統計的思考の基礎」「科学的思考の基礎」「情報リテラシー」などの科目では、さまざまなデータを活用して新たな価値を見いだす「データサイエンス」の素地を身に付けることができます。本教育プログラムでは特にこの中から、「統計的思考の基礎」と、共通教養科目に配置されている「AI社会の基礎」を全学生に修得してほしいと考えています。この講義の修得に必要な前提知識はありません。文系理系の区別もなく、特別な数学の知識も前提とはしておりませんので、安心して履修登録してください。

自己点検・評価の結果について

本教育プログラムの今後の展開

東北学院大学では、本教育プログラムを手始めとして、数理・AI・データサイエンス教育を拡充してゆくことを検討しています。学生のみなさんが将来社会活動を営むにあたって、必要となる新たな知識や経験をどのように醸成していくべきか、履修者の意見に加えて、地域の企業、公共団体、他の教育研究機関における専門家の方々と連携しながら、カリキュラムの充実化をはかります。この取り組みについては今後、ホームページで周知いたします。

プログラムの実施体制

委員会等 役割
東北学院大学全学教育機構会議 プログラムの運営責任、実施・改善、自己点検・評価
数理・データサイエンス・AI教育プログラム専門委員会 実施・改善、自己点検・評価

申請様式一式

責任担当

全学教育機構長(副学長[学務担当]) 
村野井 仁