東北学院大学

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経済学部 共生社会経済学科

第6回「困ってる人の生の技法」

2012年6月9日開催

作家 大野 更紗 氏

学生の皆さんへ

学生の感想

  • 大野さんは、「これからの社会に向けて、我々、共生社会経済学科の学生にしてほしいことは何か」という質問に対して、「関心・興味を持ち続けてほしい。」とおっしゃってくれました。私たちが目指す共生社会には、いかに相手に関心・興味を持ち、共生することができるのか、このことが大事になってくるのだと思いました。(Sさん)
  • 障害を持ったからといって不便な生活を強いられるのではなく、たとえ障害を持っていたとしても色々なことに積極的にチャレンジしながら生きていけるような、誰もが同じ権利を持ち共生していける社会が理想的なのだと思いました。大野さんが、共生社会経済学科を誉めてくださった時、「みなさんは、この画期的な学科で先生から受け取ったバトンを持ち、社会に出ていくのです。」とおっしゃっていました。私たちの学科を誉めていただき、とても誇らしく思ったと同時に、私達は、この講演会で大野さんからもバトンを受け取ったのではないだろうかと強く感じました。私たちの大きな課題である「関心を持ち続ける」ということを胸に、勉強に励んでいきたいと思います。(Iさん)
  • 「発病して失ったものも多いが、今の自分のほうが好き。」という言葉が心に残りました。「病気になって初めて社会的弱者の辛さや苦労を分かるようになったから」ということでした。私たちが、今後の社会で一人ひとりが尊厳をもって生きられるようにするにはどうしたらいいのか。このことを考えていく必要があると思いました。(Mさん)
  • 大野さんは、「人がそれぞれ尊厳を持つこと」「他者に対して関心を持ち続けること」が大切だとおっしゃっていました。私も含めて、そういった気持ちを多くの人が持つことができたら、障がいがある人も無い人も同じような生活を営むことができると思いました。そのような社会を実現することが出来たら良いなと感じました。(Tさん)
  • 病を持つことで不自由なことが増え、失うものは大きいと思います。しかし、それだけではないのだと思いました。発病したことで、今まで出会うことのなかった人々と出会えたり、人の辛さや苦しみを知ることで今までより人にやさしくすることができるようになるなど、得るものがとても大きいのでないかとも感じました。講演会で流していただいたビデオにあったように、車いすに対応できる駅が少ないことや、単独介助の練習として道ゆく人に公衆電話の補助を頼んだところ人は足をなかなか止めてくれない、といったように「つくられた障害」が多いです。まだまだ障がい者の方々が住みやすい社会は日本にはないと感じました。(Nさん)
  • これからの社会で「しょうがい」をなくすためには、そういった教育を行っていく必要があるでしょうし、また実際に、「しょうがい者」の方の話しを聞いてみる必要があると思います。まずは理解すること。簡単なことのようで大変難しいことですが、それこそが一番大切なことだと思います。『つくられた「しょうがい」』をなくし、「しょうがい者」も「しょうがい」を持たない人も平等に笑って暮らせる社会をつくる必要があります。私はこの共生社会経済学科にはいってこの講演を聞き、心が豊かになりました。(Sさん)
  • 今回の講演会を聞いて、自分のことを考え直す良い機会になりました。私は、行動力が足らず、自分のことばかり考えてしまいます。大野さんは、支援をすることによってその人から何か得ることもあると言っていました。私にはそこがたりません。たくさんのことを経験し、その分だけ多くのことを吸収しなければいけないと思いました。もう少し今後のことについて考えてようと思うきっかけになった良い講演会でした。(Fさん)
  • 「病気前の自分より今の自分の方が好きだ」という言葉を聞き、私はどうしてなのかなと思いました。大野さんは、「髪が抜けたり、大量の薬を服用したり大変な状況ではあるが、逆にその大変さのお蔭で色々なことに対して前よりも敏感になった。回りの人々のことを考えられるようになった。それ故に今の自分を好きになった」と答えておられました。その言葉に私は勇気をもらいました。(Aさん)
  • 医療や生活保護など、本当に困っている人に与えられなければならない支援が機能していないこの社会で、いかにして生きていくべきか。そんな社会を変える方法はただひとつ。私たちが声をあげることだ。福祉の制度を変えるためには、必ず経済の知識も必要になる。だから大野さんはこの学科が画期的だと言ってきた。私たち共生社会経済学科の学生が日本を大きく変えるかもしれない。秘めている可能性大きく、私たちが担っている責任は重大だと感じました。(Tさん)