理念・目標
理念・目的
経済学のエッセンスを学びながら、年代や性別、ハンディキャップ、民族・文化の異なる多様な他者への理解を深め、共に生きる発想に基づいて、新たな社会経済システムを構想し実践できるような人材の育成を目指す。
教育目標
- 経済・政策・社会の視角から現代社会について理解を深め、新たな社会経済システムの構築に向けた提言能力や実践能力を持つ人材の育成を目指す。
- 特に、人口減少・少子高齢化の下で、長期にわたって持続可能な社会経済システムを考える力を持つ人材の育成を目指す。
- 自立した個人として、より望ましい人生を送るための生きる力と思考力を持つとともに、人と人との関係性のあり方にも配慮できる人材を養成することを目指す。
本学科の求める学生像
- 十分な基礎学力を有し、本学科の教育内容とその特色をよく理解している。
- 本学科で学びたいという明確な意志をもち、それを自分の言葉で表現することができる。
- ボランティア活動や国際交流など、人と人との共生に関連する活動に対して積極的に取り組もうとする意欲をもっている。
学士課程の到達目標
- 建学の精神を基礎に、自己と他者の自立性を尊重し、社会において自ら果たすべき役割や責任を自覚し、他者と協働しつつ社会に貢献しようとする態度をもつこと。
- 学ぶことの意義を理解し、その基礎となる技能(コミュニケーション能力や情報リテラシーなど)の習得を通して、「自ら考える力」を身につけること。
- 経済学の基礎・応用知識を体系的に理解し、それを基礎に現代社会の諸問題を把握し、分析する力をもつこと。
- 現代日本における人口減少・少子高齢化という未曽有の社会的趨勢について、経済のみならず、社会構造の様態や政策、市民活動という観点から多角的に理解し、分析できる力をもつこと。
- 生のスタイルの多様性を承認し、各人が尊厳ある生を営むことのできる「共生社会」の意義を理解し、人口減少・少子高齢社会に対応しうる新たな社会経済システムの構築に向けた構想力、提言能力や実践的な解決能力を身につけること。
- 国内外の不平等や経済格差、種々の差別の問題に対する関心と洞察力をもち、公正な社会と開かれた人間関係を志向する態度を身につけること。