東北学院大学

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経済学部 共生社会経済学科

第15回「男は変わることができるか」

2018年6月30日開催

西井 開 氏

講師 西井 開

サラリーマン、NPO職員、ニートなどを経て、現在は男性性が内包する問題について立命館大学大学院で研究中。男性の男性による男性のための語り場を作る市民団体「Re-Designfor Men」代表。

学生の感想
  • 今回の講演を聞き、初めて「男らしさ」とは何か考えた。固定化されてしまった「男らしさ」や「女らしさ」が社会の中では当たり前だと感じる雰囲気があると思う。その社会の中で生きている私もまた、知らず知らずのうちにそれが当たり前だと感じている。西井さんの講演を聞き、普段の生活では考えることのできない「男らしさ」について一歩立ち止まって違う視点から考えることができた。
  • 講演会では男らしさにとらわれて起きる現象について学んだ。とらわれた現象としてリードする行為があり、リードすることで男女役割分業が固定化してしまい、男性の家事参入、女性の社会進出を阻むことがわかった。
  • 今回西井さんの講演を聞いて、「男らしさ」という言葉が私たち男性の暮らしを多少なりとも生きづらいものにしているというふうに感じました。さらに、今の若者にはそういう「男らしさ」というのを出していくというのが苦手な男の人が多いというふうにも感じました。
  • 男性―男性間での「彼女がいる」ヒエラルキーを聞いて思い出した出来事があった。それは、女性の「彼氏ほしい」発言は特定の人に向けて言っていて、男性の「彼女欲しい」発言は不特定多数に向けて言っているという話である。確証はないが確かにそうだなと思っていたことだったので、今回の講演会での話を聞いて、男性同士のヒエラルキーにかなり関係しているのではないかと考えた。
  • 講演会を通して、男性は内面を語る言葉が少ないということがわかりました。男性の自殺率や引きこもり率が高いというのはそういったことが関係していると知りました。印象に残っているのは「自分の考えはなかなか変えられない。でも行動は変えられる」という言葉です。男性と話す際、話しやすい環境をつくっていきたいと思いました。