佐藤 純 教授
専門分野
- 経済史(イギリス帝国経済史)
研究キーワード
- 自由貿易、ブロック経済、帝国特恵体制、多角的貿易システム、オタワ会議、通商政策
担当授業
- 西洋経済史Ⅰ・Ⅱ、経済史Ⅰ・Ⅱ、格差社会論Ⅰ、グローバル経済論Ⅰ・Ⅱ、総合演習、演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
代表的著作
- 佐藤純(2019)「貿易が生み出す格差-第一次大戦前のイギリスを基軸とする多角的貿易システム-」佐藤康仁・熊沢由美編著『新版 格差社会論』同文舘出版、第7章所収
- 佐藤純(2018)「1930年代アルゼンチンにおける金融制度改革-周辺国における中央銀行の創設とイングランド銀行の役割-」『社会経済史学』第73巻第5号
- 佐藤純(2017)「第二次大戦期におけるイギリス「非公式帝国」アルゼンチン-「構造的権力」論の再考を通して-」『社会経済史学』第83巻第2号
- 佐藤純(2001)「1930年代イングランド銀行による中央銀行創設運動-アルゼンチン中央銀行の検討を通して-」『社会経済史学』第67巻第2号
教員からのメッセージ
学生時代は貴重です。難解な学術書に挑戦したり、英語の学習に集中したり、美術館や博物館めぐりをしてみたり、海外に行ってみたり、スポーツを極めてみたり、有意義なことに時間を使ってください。一方で、部屋や図書館にこもって研究に打ち込む時間ももってほしいと思います。大発見や新発見を目指さなくとも結構です。ある分野に関する研究を整理し、有用で分かりやすい知識へと加工するだけでも、それはそれで十分に素晴らしい研究活動だと思います。そして短くても結構ですので論文を作成してみましょう。そうすれば、論理的思考力と物事を持続的に思考する力が身に付きます。これらの能力はいろいろな場で役立つことでしょう。また、知的活動の楽しさを実感することができれば、お金や他人に依存することなく、いつまでも楽しい人生を送ることができると思います。