教学上の方針 「教学上の3つの方針」に対する評価の方針 教員組織の編制方針 工学部「教学上の方針」 2023年4月1日 学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) 2023年度以降の入学生より適用 工学部は、所定の履修細則に従って卒業所要単位124を修得し、次の学修成果が確認できた者に「学士(工学)」の学位を授与する。 現代をよく生きることについて、キリスト教の教えをふまえた考察ができる。 聖書がもつ今日的意義を理解し、それらをふまえながら現代社会の中でよく生きることについて、自分の考えを論じることができる。特に、他者への思いやりと他者との協働の重要性を理解することができる。 高度な知的活動に必要な汎用的諸技能・能力及び英語力を活用できる。 高度な知的活動の基礎となる汎用的諸技能・能力(コミュニケーション力、論理的・批判的思考力、情報リテラシー、数理リテラシーなど)及び英語力を身につけ、活用することができる。特に、ものごとを論理的・客観的にとらえ、それを口頭や文章で表現することができる。 課題を発見し、その解決のために学修成果を総合的に活用できる。 地域の課題をはじめとするさまざまな具体的課題に対して、教養教育及び専門分野の学修成果を総合的に活用することでその課題の解決案を提示することができる。特に、課題の発見と解決に工学の専門知識や関連する学修成果を活かすことができる。 ものごとを広く多様な視点から認識し、異なる認識・思考方法や価値観に理解を示すことができる。 自己や世界を歴史・社会・自然など多様な視点から認識し、異なる認識や思考方法、異なる価値観に理解を示すことができる。特に、工学的な問題に関する解決方法及びその有効性について、批判的に考察することができる。 工学部においては次の学修成果を示すことができる。 機械知能工学科においては、以下の学修成果を示すことができる。 機械工学の専門的基礎知識を理解して、設計、開発及び生産に関する概要を説明することができる。 機械工学における具体的課題を見つけ、その解決のために学修成果を総合的に活用し、その概要を説明することができる。 機械工学の応用に関する意識を持ち、その発展に寄与するための提案をすることができる。 電気電子工学科においては、以下の学修成果を示すことができる。 電気電子工学の基礎となる数学や自然科学及び電気電子分野の専門基礎知識に基づき、個々の専門分野に固有の認識や思考方法について、それらの概要を説明することができる。 電力・制御系、情報・通信系、電子・材料系の専門分野の基礎知識を活用して自主的な学修を進めるとともに、卒業研究では研究成果をとりまとめ、その概要を説明することができる。 社会が要求する問題を解決するために、科学技術に関する情報を自ら積極的に入手し、課題に関する分析や解決策について工学的見地から意見を述べることができる。 環境建設工学科においては、以下の学修成果を示すことができる 土木工学、環境工学、建築学の専門知識に基づいて、社会が要求する問題について工学的見地から意見を述べることができる。 工学系の幅広い分野の事象に興味を持ち、科学技術に関する情報を自ら積極的に入手することができる。 卒業研究を通して、専門分野の基礎知識を活用して自主的な学修を進めるとともに、研究成果をとりまとめ、その概要を説明することができる。 工学技術者としての倫理の重要性について説明することができる。 環境建設工学科においては、以下の学修成果を示すことができる 土木工学、環境工学、建築学の専門知識に基づいて、社会が要求する問題について工学的見地から意見を述べることができる。 工学系の幅広い分野の事象に興味を持ち、科学技術に関する情報を自ら積極的に入手することができる。 卒業研究を通して、専門分野の基礎知識を活用して自主的な学修を進めるとともに、研究成果をとりまとめ、その概要を説明することができる。 工学技術者としての倫理の重要性について説明することができる。 2018年度〜2022年度入学生適用 工学部は、所定の履修細則に従って卒業所要単位124を修得し、次の学修成果が確認できた者に「学士(工学)」の学位を授与する。 現代をよく生きることについて、キリスト教の教えをふまえた考察ができる。 聖書がもつ今日的意義を理解し、それらをふまえながら現代社会の中でよく生きることについて、自分の考えを論じることができる。特に、他者への思いやりと他者との協働の重要性を理解することができる。 高度な知的活動に必要な汎用的諸技能・能力及び英語力を活用できる。 高度な知的活動の基礎となる汎用的諸技能・能力(コミュニケーション力、論理的・批判的思考力、情報リテラシー、数理リテラシーなど)及び英語力を身につけ、活用することができる。特に、ものごとを論理的・客観的にとらえ、それを口頭や文章で表現することができる。 ものごとを広く多様な視点から認識し、異なる認識・思考方法や価値観に理解を示すことができる。 自己や世界を歴史・社会・自然など多様な視点から認識し、異なる認識や思考方法、異なる価値観に理解を示すことができる。特に、工学的な問題に関する解決方法及びその有効性について、批判的に考察することができる。 工学に関して次の学修成果を示すことができる。 機械知能工学科 機械工学の専門的基礎知識を理解して、設計、開発及び生産に関する概要を説明することができる。 機械工学における具体的課題を見つけ、その解決のために学修成果を総合的に活用し、その概要を説明することができる。 機械工学の応用に関する意識を持ち、その発展に寄与するための提案をすることができる。 電気電子工学科 電気電子工学の基礎となる数学や自然科学及び電気電子分野の専門基礎知識に基づき、個々の専門分野に固有の認識や思考方法について、それらの概要を説明することができる。 電力・制御系、情報・通信系、電子・材料系の専門分野の基礎知識を活用して自主的な学修を進めるとともに、卒業研究では研究成果をとりまとめ、その概要を説明することができる。 社会が要求する問題を解決するために、科学技術に関する情報を自ら積極的に入手し、課題に関する分析や解決策について工学的見地から意見を述べることができる。 環境建設工学科 土木工学、環境工学、建築学の専門知識に基づいて、社会が要求する問題について工学的見地から意見を述べることができる。 工学系の幅広い分野の事象に興味を持ち、科学技術に関する情報を自ら積極的に入手することができる。 卒業研究を通して、専門分野の基礎知識を活用して自主的な学修を進めるとともに、研究成果をとりまとめ、その概要を説明することができる。 工学技術者としての倫理の重要性について説明することができる。 情報基盤工学科 情報通信技術者として必要とされる基礎的能力及びこの分野の専門知識を身につけ、その応用及び活用について説明することができる。 社会が要求する問題を解決するために、情報通信工学技術を用いた課題の解決方法について提案し議論することができる。 情報通信工学の使命と技術者倫理の重要性を認識し、この分野の技術が社会に及ぼす影響を多面的に理解し、その概要を説明することができる。 課題を発見し、その解決のために学修成果を総合的に活用できる。 地域の課題をはじめとするさまざまな具体的課題に対して、すでに身につけた学修成果を総合的に活用することでその課題の解決方法を提案することができる。特に、課題の発見と解決に工学の専門知識や関連する学修成果を活かすことができる。 教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 2023年度以降の入学生より適用 工学部は、工学部の学位授与の方針に定めた学修成果(以下「学修成果」という。)を達成するため、次の方針により、体系的・順次的な教育課程を編成・実施する。 学修成果1~4を達成することを主たる目的として、教養教育科目、外国語科目、保健体育科目を置き、1~2年次を中心に授業科目を配当する。 学修成果1を達成することを主たる目的として、教養教育科目に全学共通の授業科目群「人間的基礎」を置く。その中核として聖書とキリスト教に関する授業科目を1年次と3年次に置き、それぞれ4単位必修、2単位選択必修とする。 学修成果2を達成することを主たる目的として、教養教育科目に全学共通の授業科目群「知的基礎」を置く。また、学修成果2を達成することを主たる目的として、外国語科目のうち英語を4単位必修とする。 学修成果3を達成することを主たる目的として、教養教育科目に全学共通の授業科目群「課題探究」を置き、その中で自ら課題を発見し、その解決を希求する姿勢を養う。 教養教育科目の「人間的基礎」、「知的基礎」、「課題探究」には、大学での学びに向けた初年次教育、基礎教育、能動的学修への転換教育、及びキャリア形成支援教育としての役割をもたせ、学修成果1、2、4の達成と専門教育との接続により学修成果5の基礎とする。 学修成果3は、能動的学修にむけた取り組みとして、すべての科目群、すべての授業科目において達成目標の一部となる。さらに、工学に関する学修成果の総合的な活用を主たる目的として、専門教育科目の中に卒業研究科目を置く。 学修成果4を達成することを主たる目的として、教養教育科目に「共通教養」科目群を置く。また、初年次の専門基礎科目もこの学修成果を達成するための基礎とする。 学修成果5(1)~(4)を達成することを主たる目的として、専門教育科目を置く。これらに関する全般的な基礎教育を行うことを主たる目的として、初年次の専門教育科目に導入科目を置く。 専門教育科目については、卒業後の進路に対応した多様な科目群を配置する。複数の履修体系を設け、その選択に向けたキャリア形成支援教育を初年次に行う。 卒業所要単位及び履修方法は、専門教育科目の履修を中心としながらも、学位授与の方針に定めた学修成果をバランスよく達成できるよう学科ごとに適切に定める。 2018年度〜2022年度入学生適用 工学部は、別に示す学位授与の方針に定めた学修成果(以下「学修成果」という。)を達成するため、次の方針により、体系的・順次的な教育課程を編成・実施する。 学修成果1~3を達成することを主たる目的として、教養教育科目、外国語科目、保健体育科目を置き、1~2年次を中心に授業科目を配当する。 学修成果1を達成することを主たる目的として、教養教育科目に全学共通の授業科目群「人間的基礎」を置く。その中核として聖書とキリスト教に関する授業科目を1年次と3年次に置き、それぞれ4単位必修、2単位選択必修とする。 学修成果2を達成することを主たる目的として、教養教育科目に全学共通の授業科目群「知的基礎」を置く。また、学修成果2を達成することを主たる目的として、外国語科目のうち英語を4単位必修とする。 教養教育科目の「人間的基礎」と「知的基礎」には、大学での学びにむけた初年次教育及び基礎教育、能動的学修への転換教育、及びキャリア形成支援教育としての役割をもたせる。 学修成果3を達成することを主たる目的として、教養教育科目に「学科教養」科目群を置く。 学修成果4(1)~(4)を達成することを主たる目的として、専門教育科目を置く。これらに関する全般的な基礎教育を行うことを主たる目的として、初年次の専門教育科目に導入科目を置く。 専門教育科目については、卒業後の進路に対応した多様な科目群を配置する。複数の履修体系を設け、その選択に向けたキャリア形成支援教育を初年次に行う。 学修成果5は、能動的学修にむけた取り組みとして、すべての科目群、すべての授業科目において達成目標の一部とする。また、地域の課題発見と解決を主たる目的として、「地域教育科目」を置き、2単位必修とする。さらに、工学に関する学修成果の総合的な活用を主たる目的として、専門教育科目の中に演習形式の授業科目を置く。 卒業所要単位及び履修方法は、専門教育科目の履修を中心としながらも、学位授与の方針に定めた学修成果をバランスよく達成できるよう学科ごとに適切に定める。 入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー) 工学部は、次の点を評価して入学者を受け入れる。 東北学院大学の建学の精神と教育理念を理解し、工学部における学びを通して社会に貢献することを強く望んでいる。(主体的に学ぶ態度) 科学技術に関する広い知識の獲得に意欲があり、工学部及び各学科の教育理念・目的や教育内容を理解した上で、工学部での学びを強く望んでいる。(主体的に学ぶ態度/学修への態度) (機械知能工学科) 機械を学び、理解し、創造することへの強い関心と意欲があり、それらを遂行するために必要な基礎知識を有するとともに、社会の一員としての自覚を有している。 (電気電子工学科) 電力・制御系、情報・通信系、電子・材料系に関する広い知識の習得に意欲があり、これらの分野の学びを通して社会に貢献することを強く望んでいる。 (環境建設工学科) 環境、土木、建築分野で不可欠な科目(数学、力学、計画、設計製図、実験など)を学ぶ強い意志があり、これらの分野の技術者として、社会への貢献を希望している。 高等学校における学びによって、「数学」と「理科」で学習すべき基本的知識を有している。(知識・技能/思考力・判断力・表現力) 高等学校の「コミュニケーション英語Ⅰ」で達成すべき英語力がある。(知識・技能) 高等学校の「国語総合」で達成すべき水準の日本語力を用いて、大学での学びに関わる基礎的・一般的問題及び質問に文章及び口頭で答えることができる。(思考力・判断力・表現力) スポーツや文化活動などで優れた実績を残し、本学入学後も課外活動の活性化に貢献しようと考えている。(知識・技能/学修への態度) 外国人留学生、帰国生、社会人として、大学における学修にそれぞれの強みを生かそうとしている。(知識・技能/学修への態度) 工学部「教学上の3つの方針」に対する評価の方針(アセスメント・ポリシー) 2023年度以降の入学生より適用 工学部(以下「学部」という。)は、学部における教学上の「3つの方針」である「学位授与の方針」、「教育課程編成・実施の方針」及び「入学者受け入れの方針」の達成状況について正確に把握し、それを「教育の質保証」にむけた改善に活かすために、次の方針に基づき、教学上の成果について多様な観点から測定・評価(以下「アセスメント」という。)する。 アセスメントは、「学位授与の方針」、「教育課程編成・実施の方針」及び「入学者受け入れの方針」の3つの方針について行う。 「学位授与の方針」に関しては、同方針で求められている学修成果、特に、「方針3」及び「方針5」の学修成果が、学生によって実際にどの程度達成されているのかについてのアセスメントを中心に行う。 「教育課程編成・実施の方針」に関しては、「学位授与の方針」に定めた学修成果を達成するために、適切な教育内容・方法を学生に提供しているかについてのアセスメントを中心に行う。 「入学者受け入れの方針」に関しては、同方針で求められている主体的に学ぶ態度、本学部での学びに必要な知識・技能、思考力・判断力・表現力が、新入生にそれぞれどの程度充足されているかについてのアセスメントを中心に行う。 アセスメントにおいて使用する指標としては、既に学内にあるデータを活用するとともに、インスティテューショナル・リサーチ委員会を中心とした関係組織と連携しつつ、アセスメント対象の複雑性、多面性に対応できるよう、新たな指標が不断に開発されなければならない。 アセスメントは、学部点検・評価委員会が年度ごとに実施・集約し、その結果と「教学上の3つの方針」の総合的評価を、全学点検・評価委員会に報告しなければならない。 各授業科目についてもアセスメントを行う。 2017年度〜2022年度入学生適用 アセスメントは、「学位授与の方針」、「教育課程編成・実施の方針」及び「入学者受け入れの方針」の3つの方針について行う。 「学位授与の方針」に関しては、同方針で求められている学修成果、特に、「方針4」及び「方針5」の学修成果が、学生によって実際にどの程度達成されているのかについてのアセスメントを中心に行う。 「教育課程編成・実施の方針」に関しては、「学位授与の方針」に定めた学修成果を達成するために、適切な教育内容・方法を学生に提供しているかについてのアセスメントを中心に行う。 「入学者受け入れの方針」に関しては、同方針で求められている主体的に学ぶ態度、本学部での学びに必要な知識・技能、思考力・判断力・表現力が、新入生にそれぞれどの程度充足されているかについてのアセスメントを中心に行う。 アセスメントにおいて使用する指標としては、既に学内にあるデータを活用するとともに、インスティテューショナル・リサーチ委員会を中心とした関係組織と連携しつつ、アセスメント対象の複雑性、多面性に対応できるよう、新たな指標が不断に開発されなければならない。 アセスメントは、学部点検・評価委員会が年度ごとに実施・集約し、その結果と「教学上の3つの方針」の総合的評価を、全学点検・評価委員会に報告しなければならない。 各授業科目についてもアセスメントを行う。 工学部「教員組織の編制方針」 工学部は、次の方針のもとに、専任教員組織を編制する。 工学部専任教員は工学部の教育課程における専門教育科目を主に担当する教員から組織される。ただし、教育課程の実施において必要とされる場合、工学部の専門教育科目以外の科目または他学部の授業科目を担当する。 工学部専任教員の全体数及び新規採用数については、大学組織運営委員会の決定に従う。 各学科の専任教員構成及び教員の新規採用計画は、学部の学位授与の方針、教育課程の編成・実施の方針、及び大学組織運営委員会の決定した原則に従い、学部人事委員会が原案を作成し、学部正教授会の承認を得る。 専任教員に求められる能力・資質については「東北学院大学教員採用の基本方針」によるほか、新規採用のさいには、採用方針の中に示される。 専任教員の新規採用については、学部人事委員会が、採用方針に基づき候補者を選考し、学部正教授会の承認のもとに、学部長が大学教員資格審査委員会に審査を申請する。 専任教員の職位については、大学教員資格審査規程及び関連内規に基づき、学部人事委員会の承認のもとに、学部長が大学教員資格審査委員会に審査を申請する。