理念・目標 理念・目的 キリスト教精神に基づく、倫理観を備えた人格を形成する。 社会人として必要な教養を身に付けるとともに、環境工学の素養を持った中堅の建設系技術者を養成する。 特に、技術者として具備すべき基礎学力を有し、基礎的専門知識を着実に修得した実践型の技術者となる学生を育成する。 教育目標 環境建設工学科における教育は、下記の事項を身に付けることを目標とする。 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任に関する理解(技術者倫理) 数学、自然科学及び情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力 該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力 種々の科学、技術及び情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力 日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力及び国際的に通用するコミュニケーション基礎能力 自主的、継続的に学習できる能力 与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力 現在、環境建設工学科(2013年度生より環境土木コース)は日本技術者教育認定機構(JABEE)による認定を受けているため、より詳細な学習・教育到達目標の元で学科の教育をおこなっております。詳しくは「本学科の教育」をご覧下さい。 本学科の求める学生像 本学科で学ぶために必要な基礎学力を有し、環境・土木・建築分野の勉学と仕事に興味と意欲を有する。 本学科で学んだ知識を基礎として、様々な技術的課題を関連付けて考察でき、社会の多様な要望に答えるために必要な「考え抜く力」を養う意欲を有する。 社会人および技術者として不可欠なコミュニケーション力を養うとともに、信頼される社会人に不可欠な基本的生活習慣を身につける意欲を有する。 学士課程の到達目標 環境建設工学科では、本学の「学位授与の方針」を踏まえるとともに、以下の事項を学士課程の到達目標とする。 技術者倫理の重要性を認識し、社会基盤建設が自然及び社会に及ぼす影響を理解している。 本学の「学位授与の方針」に記載される「よく生きようとする態度をもつこと」「ものごとを広く多様な視点から認識し、考えることができること」という人として身につけるべきものと同時に、技術者としての責任を果たせるように技術者倫理の重要性を十分に認識する。 技術者として必要とされる基礎的能力とともに、環境工学、土木工学、建築学の専門基礎を身につけている。 数学、物理、情報技術などの工学的基礎知識を身につけるとともに、その知識を基礎として基本的な実験技術、設計技術を身につけている。 設計、施工、維持・管理を総合的に考え管理する仕組みを理解している。 安全性、経済性、機能性、環境に配慮し、設計、施工、維持・管理にかかわる概念と方法論を理解し、それを実際の工程と関連付けることができる。 社会基盤整備における様々な問題に対して、それを理解し解決方法を提案できる。 社会の要求を踏まえた社会基盤整備のあり方に対する課題を自ら設定し、その課題に対して適切な解決方法を選択し、提案・発表することができる。