東北学院大学

情報学部データサイエンス学科

学科の特色

プログラミングの実践を重ね情報技術の楽しい学びから社会へ

「情報学演習A・B」では、各教員の専門分野に基づく実践的な演習を通じて、幅広い知識と応用力を養います。例えば、情報系の教員による演習では、スマートフォン向けアプリやWebアプリ、ゲーム制作、AIやIoTの基礎、ロボットの制御など、多様なトピックを扱います。これらの題材を通してプログラミングの実践を重ねながら、情報技術の基礎的なスキルを磨き、分析力や問題解決能力を高めます。さらに総合研究に向けて基礎的なスキルを固め、実社会での応用力を養う準備を進めます。なお、所定の単位を修得することで、数学(中・高)および情報(高)の教職免許状を取得できます。

すべての学生が基礎から学び社会でデータを活用できる専門性を身につける

1、2年次では、情報科学・数理科学・社会科学、各分野の基本的事項を理解するための科目が設置され、入学前時点におけるデータサイエンスの学習度合に関係なく、各分野を基礎から学び、幅広い視野を身につけることができます。3年次以降は、これまでの学習から興味を持った分野について専門性を身につけていきます。情報科学科目群では主にプログラミングやAIの知識を深めてデータ活用力を養い、数理科学科目群では基礎数学のほか、データを扱う上で必要な暗号なども学びます。社会科学科目群では、解析するデータを、ビジネスの現場からの要請、少子高齢化や地方創生などのさまざまな社会課題にどう活かすかを考えます。


高いレベルで情報技術を学びAIを管理できる人材に

2年 福田 彩葉さん
(宮城県/東北学院榴ケ岡高等学校出身)

「AIに支配されず、AIを管理できる人間になってほしい」という高校時代の校長先生の言葉が心に深く残り、情報技術を学ぶことを決めました。大学入学時は専門知識がほとんどありませんでしたが、先生方が丁寧に、繰り返し教えてくださったおかげで、基礎からしっかり学ぶことができました。

「プログラミング基礎」は、ゲーム制作を通じてプログラミング技術を学ぶ授業です。試行錯誤を重ねて作品を完成させたときは、達成感が得られます。「社会調査実習」では、質問項目や選択肢を自分たちで設定してアンケートを実施し、得られたデータを分析して論文を作成しました。

大学生活では、オリエンテーションリーダーやキャンパスツアーガイドを務めています。人前で話すことが少し苦手ですが、このような活動を通じて克服し、自信を深め、さらに成長していきたいです。

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