東北学院大学

情報学部データサイエンス学科

本学科の教育

専門教育の特徴

本学科では、大きく3つの教育分野(情報科学、数理科学、社会科学)を設置しています。1、2年次では「データサイエンス」を学ぶにあたり、3つの教育分野の基本事項とそれらの関連を理解するために専門基盤科目を置いています。これらの科目は、皆さんが大学に入学するまでに積み重ねてきた学習の度合に関係なく、基礎からしっかり学ぶことができるように設計されています。3年次以降は、3つの教育分野のいずれかの教員のゼミに所属して、より専門性の高い知識と技能を学んでいきます。

数理科学科目群はデータ分析力を養うためのもので、データを扱う上で必要な暗号などのセキュリティも学ぶことができます。情報科学科目群では、主にプログラミングやAIの知識を深めながら、データ活用力を養っていきます。社会科学科目群では、社会の構造や仕組みをより深く理解していきます。加えて、データ分析力・データ活用力を生かして新たな価値を創造し、社会に還元する方法を学びます。

研究領域の紹介

現代社会の中で日々発生する膨大なデータを分析し、新たな価値を創造し、それを社会に還元する高い専門性を持つ人材育成のため、データサイエンス学科では3つの研究領域、つまり情報科学・数理科学・社会科学を設け、それぞれに専門性を有する教授陣を配置し、最先端の教育研究体制を整えています。

情報科学の領域では、IoT(モノのインターネット)、AI、ロボット、コンピュータ、ネットワーク、VR、Webシステム、アプリ、マルチメディアを教育研究します。数理科学の領域では、情報の暗号化などに応用される代数学や幾何学、様々な現象の数理モデルを構築する確率論・統計学や解析学、また、情報という視点から見た生命科学や天文学などの教育研究を行います。社会科学の領域では、統計学を社会科学に応用する社会統計学、社会を数理でとらえる社会ネットワーク分析、メディアや情報通信技術と人間社会の分析、福祉・防災などの教育研究を行います。