東北学院大学

地域総合学部政策デザイン学科

地域プロジェクト実習
(3年次以降)

地域プロジェクト実習

現実の「問題」に取り組む

政策デザイン学科では「問題解決力」を身に付けることを重視しています。社会には多種多様な問題が存在しますが、その中でも地域に関わる問題は、その複雑さに加え、解決に必要となる能力や資源が不足しがちで最難題と言われます。

そうした問題に対して実践的な解決力を養うために1年次からさまざまな理論や現状を学び、その蓄積の上でこの実習を行います。地域プロジェクト実習では、実際に地域の企業や自治体、社会が抱えている問題(学生用に用意されたものではありません)を取り上げ、自ら解決に取り組んでもらいます。1年という長い時間をかけ、基礎的な学習から調査、検討を行い、解決に向けて進めていきます。

ここで重要になるのは、学内で分析・検討する以外にも、企業や自治体の方と連携しながら解決をめざしていきます。答えが見えていない課題に取り組むことは極めて難しく、そのプロジェクトは年度を越えて後輩たちに受け継がれます。難題ですが、課題解決のリアルを経験し、本物の解決力を身に付けるには不可欠なプログラムです。このプログラムを提供できるのは、東北学院大学が地域社会の人々から信頼され、期待されているからです。その恵まれた環境を活かして、責任を持って行動できる力を磨き上げていってください。

実習報告

2025年度「未来Quest・プロジェクト」

今年度の地域プロジェクト実習は、「未来Quest・プロジェクト」と題し、仙台市経済局中小企業振興課と宮城県環境生活部共同参画社会推進課の協力を得て、女性活躍推進を中心テーマに、地域の優良企業の理解と発信を進めることに取り組みました。働くことは学生にとっても大きな関心事ですが、雇用、さらには地域を支える人材の確保という点で、地域の産業や行政にとっても大きな課題です。この課題に対して、学生の問題意識を明らかにすると共に、産業や行政側の視点を理解し、提言をまとめることを目標にしました。

アンケート調査や企業や行政への調査・意見交換を行うと共に、イベントを企画したり、県が主催するイベントを共同で企画したりしながら、自ら学ぶと共に、学んだ成果を共有しながらこの問題についての理解を深め、発信することに努めました。代表2名(麥澤 聖奈、髙木 茜璃)が県に報告・提言を行い、今年度の実習は終了しましたが、この成果を踏まえ、次年度は更にスケールアップしたものを実施する予定です。

概要
働くことに関する意識調査
  • 政策デザイン学科の学生を中心に、働くことに関する意識調査を実施した。
女性活躍に関する講演会の企画・実施(2025年7月31日)
  • 仙台四方よし企業でもある株式会社パレットの羽山社長をお迎えして、今の時代の働き方についてご講演をいただいた。
地域企業の調査
  • 地域で独自性のある取組を続けている優良企業について調査を行う。調査結果は講義などでプレゼンテーションをし、本学科学生にも周知をした。
バスツアーの企画・実施
  • 宮城県環境生活部共同参画社会推進課が主催するバスツアーの企画を行い、企業を訪問。ワークショップなどを実施した(2025年9月16日)。
  • バスツアーの振り返りと企業の紹介(学生による調査報告と企業からのプレゼンテーション)を講義内で実施し、意見交換を行った(2025年10月31日・11月17日)。
仙台地域の優良企業を紹介するイベントを企画・実施(2026年1月15日)
  • 仙台市経済局が推進する仙台四方よし企業大賞制度に関わる形で、優良企業の優良たる由縁について意見交換を行うイベントを実施した。
女性活躍推進並びにバスツアーについて宮城県環境生活部共同参画社会推進課へ提言
  • 今年度の取組について報告書を作成し、提言を行った。

令和7年度『未来Quest ~理想の"仕事"と"生活"を探す旅~』プロジェクト 活動報告書 (PDF:3.8MB)