多彩に学ぶ (1) 学生のための講演会 2023年度 第1回 政策デザイン学科 開設記念講演会 開催日 2023年6月22日(木) 13:30~15:10 開催場所 東北学院大学土樋キャンパス ホーイ記念館(地下) 多目的ホール 申込方法 入場無料 申込不要※どなたでもご来場いただけます。 内容 ボルネオの熱帯雨林と私たちのくらし 講師 中西 宣夫 氏(NPO法⼈ボルネオ保全トラスト・理事/サラヤ株式会社・調査員) ボルネオ島は、東南アジアの島でインドネシア・マレーシア・ブルネイの3国の領土からなっています。熱帯気候に属し生物多様性のホットスポットです。しかし、ボルネオ島の熱帯雨林はこの50年ほどで急速に減少しています。その大きな原因の一つはアブラヤシ農園の開発です。 アブラヤシの実から採れる油(パーム油)は日本にも輸出され 、私たちの生活に欠かせない必需品の原料となっています。2020年の統計では日本は年間約76万トンのパーム油を輸入しています。日本に入ってくるのはほぼすべてマレーシアとインドネシアで生産されたパーム油です。 2004年、あるできごとをきっかけにサラヤ株式会社はそのアブラヤシ生産の現場で起こっている様々な問題に気づかされました。そして、それを契機にボルネオ島で、生物多様性保全事業を立ち上げました。現在は現地小規模農家の支援も開始し、非木材林産物を使った製品の開発にも取り組んでいます。 今回はサラヤがボルネオ島にかかわるようになった経緯、現地の状況、これまでの活動や今後の展望について野生生物の写真、視察ツアーの様子などもご紹介しながらお話しします。 PDF (40KB) 主催 東北学院⼤学 地域総合学部 政策デザイン学科 後援 宮城県、仙台市、宮城県教育委員会、仙台市教育委員会、河北新報社 (2) 街中キャンプ 政策デザイン学科1年生が、去る2023年5月13日、第40回全国都市緑化仙台フェア 未来の杜せんだい2023会場で開催されたプロジェクトに参加しました。東北学院大学学生連携事業として、高砂中央公園会場で開催された「街中キャンプ」プロジェクトで、これはまちの人の声を聞き、その中にある見過ごされがちな小さな声に注目し、その背景にある社会問題の種に迫り、その解決策を検討、提案していこうというプロジェクトです。今回は「子育て・教育・女性の社会参加」をテーマに声を集めました。精力的な取組で、幅広い方から生の声を集めることができ、これを元に今後分析を進めていきます。 学生の感想 私がプロジェクトに参加した理由は、杜の都仙台の魅力を向上させるために、自分にできることから始めようと考えたからです。5月中旬に行われた街中キャンプでは、市民の皆様の子育てに関するリアルな声を聞くことができました。学生だけでは気が付かないような沢山の意見に触れることができ、仙台で子育てする上での様々な課題を発見しました。今後は、頂いた意見を参考に調査を進め、市民主導のまちづくりの実現に向けて活動していきます。(宮城県立富谷高等学校出身 関根千咲) 地域をよりよいものにするためにボランティア活動に積極的に参加したいと考えていたので、今回街中キャンプに参加しました。街中キャンプでは子育てに焦点をあて、実際に育児をしている親御さんに子育てで大変だったことを聞きましたが、想像以上に子育てが大変だということを改めて感じました。今後は子育てを支援するために自分には何ができるか考えていきたいと考えています。(宮城県立泉館山高等学校出身 後藤麻緒) 私は、地域の人と直接関わることで地域の人の声を聞き、地域の現状について知りたいと思い、プロジェクトに参加しました。活動を通し、インタビューをすることの難しさ、コミュニケーション能力といった自分自身の課題を発見することができました。普段、地域の人と関わる機会が少ないため、今回の活動はとても貴重な体験になりました。今後も積極的にボランティア活動に参加していきたいです。(岩手県立盛岡北高等学校出身 髙木茜璃) 今回街中キャンプに参加して、改めて子育てがどれだけ大変なものかを知りました。特に、手助けがほしいという悩みが多くあり、子育て支援を活発化していくことが必要だと感じました。どのような課題があるのかを具体的に知ることができ、そのために自分は今何をすべきなのか考えさせられるとてもいい機会になりました。とても貴重な経験となりました。(秋田県立角館高等学校出身 明平美咲) 地域総合学部 地域総合学部 学部案内 地域コミュニティ学科 政策デザイン学科 関連ページ 就職データ 入学者選抜 本学で取得可能な資格