「政策」というと、どこか遠くで政治家や首長が決めるもの、というイメージがあるかもしれません。でも、あなたが一人の住民としてより良い社会を思い描くとき、それはもう「政策」につながる一歩です。少子高齢化、経済格差、福祉、地域振興、ジェンダー、グローバル化、災害と復興など、地域社会のさまざまな課題を乗り越えるために、あきらめず、他人まかせにせず、まわりの人たちと協働して足元からの変革を大事にすること。そうした気概をもった皆さんを歓迎します。

政策デザイン学科では「公共私の連携」（＝行政・住民・事業体が協働する地域づくり）という考え方のもと、経済学、経営学、財政学、政治学、社会福祉学、社会学、文化人類学といった幅広い専門分野からなるカリキュラムを用意しています。学外に出て、地域課題について現場の人々から学ぶ実習科目も充実しているので、地方公務員をめざす人にもおすすめです。誰にとっても生きやすい持続可能な社会をどうしたら実現できるか、一緒に学んでみませんか。