東北学院大学

取り組み・活動

仙台市教育委員会との連携に基づく「小学校外国語ヴォランティア活動」

本学が仙台市教育委員会と連携して行っている「小学校外国語活動」は、大学生がボランティアで仙台市内の小学生を対象に英語の授業を行い、外国語コミュニケーションの楽しさや異文化理解の大切さを小学生に感じてもらう活動です。

この活動は、本学の学生で、教員を志す学生なら誰でも参加できます。英語活動が中心の活動ということもあり、英文学科、教育学科、言語文化学科の学生が中心となっていますが、経済学部等の学生が参加した例もあります。

2003年度に始まった本活動には、これまで延べ500名程の学生が参加し、そのほとんどが卒業後に全国で英語教員または小学校教員として働いています。参加した学生からは、小学校教員や仙台市教育委員会指導主事から直接指導を受けることができてとても良い経験になったという声や、教育実習とは一味違う雰囲気を味わうことで、より教員になろうとする意思が強くなったという声を聞きます。2020年度からは小学校高学年で外国語が必修となったこともあり、小学校の先生と協力しながら、英語を中心とした国際理解のための外国語を教える授業を行うことは、外国語教員を目指す上でも非常に貴重な経験になるといえるでしょう。

また、参加する学生はみな教員を志しているため、この活動を通してお互いに教職についての情報交換をしたり、先輩からアドバイスを受けたりしています。このようなことも、この活動の成功と卒業後の進路実績につながっているといえます。興味を持った方は、ぜひ積極的に活動に参加してください。

活動本番

活動本番

研修風景

研修風景