東北学院大学

資格取得

社会教育主事課程

Ⅰ 社会教育主事課程とは

課程の概要

社会教育主事課程は、社会教育主事と社会教育士を養成する課程である。社会教育主事としての任用資格を得るためには、社会教育法第9条の4第3号の規定により、大学において、文部科学省令で定める「社会教育に関する科目」の単位を修得し、卒業後1年以上官公署又は社会教育関係団体における社会教育に関係のある職・業務に従事することが必要となる。また、2020年度以降の入学生は、社会教育主事課程で所定の単位を修得すると、「社会教育士(養成課程)の称号」を取得できる。

社会教育主事及び社会教育士の職務・役割

社会教育主事とは、教育委員会や公民館などに勤務する、自治体に必置の「社会教育の専門職員」である。生涯学習の時代といわれる今日にあって、学校教育以外の組織的な教育活動である社会教育への期待は大きい。社会教育計画の立案や関係者への指導と助言、地域と学校の連携・協働の取組への助言などを通して地域の人々の学習活動を支援する社会教育主事は、社会教育行政の中心的指導者として大きな責任を担っている。

また、社会教育士は、社会の幅広い場面で、学習活動の支援を通して地域づくりに携わる「専門人材」である。社会教育士は、NPOや企業等と連携・協働して、社会教育施設における活動だけでなく、環境や福祉、まちづくり等の社会の多様な分野における学習活動の支援を通じて、人づくりや地域づくりに携わる役割が期待されている。

Ⅱ 社会教育主事課程を開設する学部学科

社会教育主事課程を開設しているのは、文学部英文学科・総合人文学科・歴史学科・地域総合学部地域コミュニティ学科及び教養学部人間科学科・言語文化学科・情報科学科・地域構想学科である。

Ⅲ 社会教育主事に関する証明書について

年度初めに資格申請登録をし、所定の単位を修得した者には、卒業式当日に社会教育主事に関する修了書を交付する。