2月の新着本紹介

2月の新着本をご紹介いたします。
各書籍は、コラトリエ・ライブラリー(図書館)にありますので、是非ご覧ください。

【おすすめ新着本の紹介】(出版社内容情報)

数学の美 : 情報を支える数理の世界 / 呉軍著 ; 井上朋也訳
世界を大きく変えた情報革新はあっと驚く数学の発想によって生み出された。
独創的な数学のアイディアがいかに鮮やかに問題を解決したか。
Google で情報革新を担った著者が語る間近で見てきた世界的開発者たちの思考法も紹介。

「もの」はどのようにつくられているのか? : プロダクトデザインのプロセス事典 / クリス・レフテリ著 ; 水原文訳
本書は、プロダクトデザイナー、プロダクトデザインを学ぶ学生、そしてメイカーを対象に、さまざまな大量生産の方法を豊富な図解と写真で解説する書籍です。紹介する技法は、吹きガラスなどの伝統的な技術から、射出成形などの大量生産の基礎となった技術、さらにCNC切削加工やステレオリソグラフィ(光造形)などのデジタルファブリケーション技術まで約130にもわたります。各項目では、代表的なプロダクト、必要な投資、加工速度、精度、そして持続可能性などが紹介され、リファレンスのように使用することも可能です。改訂版では接合の章、最新のデジタルファブリケーションの手法の追加、解説図の追加や改良などが行われ、さらに長く愛用していただける書籍になりました。

数字とファクトから読み解く地方移住プロモーション / 伊藤将人著
競争や流行にとらわれず、まちに本当に必要な“移住者”と出会うためには何が重要だろうか?
本書では「フェアで持続可能な移住促進」という視点を軸に据え、移住をめぐる研究結果や統計調査など様々なファクトを豊富に紹介。
33のトピックに分け、行政・事業者・地域が直面する課題や葛藤を乗り越えるアイディアを提示する。


ナチスから美術品を守ったスパイ : 学芸員ローズ・ヴァランの生涯 / ジェニファー・ルシュー著 ; 広野和美訳
モネ、ゴッホ、フェルメール、ルーベンス――パリを占領したナチスは美術館や邸宅から数々の美術品を略奪した。しかし、それに抗おうとする学芸員がいた。
歴史に埋もれたローズ・ヴァランの業績を掘り起こすノンフィクション。

船上の助産師 / 小島毬奈著
都内の病院でごく普通の助産師、看護師として働いていた著者が、なぜ今地中海で遭難ボート救助船の助産師として働くことになったのか? そこから見えてくる日本は「住みやすいけど、生きにくかった」。
リビア沖から地中海を渡る「死のルート」上で、2016年から移民・難民救助船に8年間で11回乗務。
アフリカや紛争地や地中海の難民支援に赴き、まさに今、救助船でただ一人の日本人助産師として活動する40歳の著者、毬奈さんの等身大でリアルな手記。


最近2カ月間の全新着本のリストはOPACで見ることができます。詳細は次のURLをご確認ください。
https://www.lib.tohoku-gakuin.ac.jp/opac/newbook/?lang=0&reqCode=cls&dptidpl=&jfcd=&codeno=