ダンテ『神曲』関連

Dante Alighieri(1265-1321)
Dante con l’espositione de Christoforo Landino,
et di Allessandro Vellutello, Sopra la sua Comedia dell’ Inferno,
del Purgatorio, & del Paradiso
(サンソヴィーノ編 ダンテ『神曲』初版)
Venetia: Appresso Giouambattista, Marchio Sessa, & Fratelli, 1564

著名な彫刻家・建築家であるヤーコポ・サンソヴィーノの息子、フランチェスコ・サンソヴィーノ編によるダンテの『神曲』初版。サンソヴィーノによる『神曲』は、この1564年の初版の他、1578年版、1596年版が知られている。
サンソヴィーノ独自の編集方針により、1481年にフィレンツェで発表されたクリストフォロ・ランディノによる論文と、1544年にヴェネツィアで発表されたアレッサンドロ・ヴェルテッロによる論文の2編を注釈として収めている。当時の最新の研究成果を含んでいるという点で、ダンテ研究史上興味深い書物である。
96点の木版挿絵とともに、タイトルページにはジョルジオ・ヴァサリによるダンテの肖像画が掲載されており、ダンテの肖像画掲載については初めてのものと言われている。
【0101A2943】

Dante Alighieri(1265-1321)
Le terze rime di Dante
(ダンテ『神曲』 アルドゥス版)
Venetiis, In aedib[us] Aldi Accuratissime, 1502

本書は、小型本やイタリック体を考案したことで知られる出版人アルドゥス・マヌテゥスが印行したダンテの『神曲』である。
『神曲』はアルドゥス版以前にも、1472年の初版をはじめとして数種の刊本が知られているが、それらは二折判の大型本であった。1502年に刊行された本書は『神曲』初の小型本(八折判)であり、コンパクトで読みやすく通常の出版物よりも廉価なため『神曲』の普及に大きな役割を果たした。
【0105A1032】

Dante Alighieri(1265-1321), Salvador Dalí (1904-1989)
Dante, La Divine Comedie : L’enfer, Le Purgatoire, Le Paradis
(サルバドール・ダリ、ダンテ『神曲』全12巻)
Paris, Eitions d’Art les Heures Claires. 1963, 12vols

1950~1952年頃までに、サルバドール・ダリはイタリア政府の依頼により1965年ダンテ生誕700年の記念祭のために「神曲」をテーマとして水彩画を描きました。しかし、その計画は実現せず、その後(1963年)、パリの出版社により、この水彩画をもとに「地獄篇」「煉獄編」「天国編」の三部作が全100点からなる豪華な版画作品集として、4,765部限定出版されました。
多色刷りの木口木版の技法により、ダリの水彩画100葉を再現するにあたり3,500枚の版木が必要とされたとのことです。
本セットは本文中に100枚の木版画、フォルダーに入った同じ木版画のセット100枚、全版画の中の6枚の刷り行程見本が付属しております。
【0108A1092~1097】【0109A508~513】

Dante Alighieri(1265-1321), Doré, Gustave(1832-1883)
The vision of hell / by Dante Alighieri ; translated by Henry Francis
Cary ; and illustrated with the designs of M. Gustave Doré
(ドレ画、ダンテ『神曲』全2巻)
London, Cassell & Co.

【0110A358、359】