
100をめぐる
- 期間:~9月末まで
- 場所:中央図書館2F
2025年は昭和に換算すると100年目の年になります。
そこで今回は、様々な「100」の資料を100点集めてみました。
100年、100人、100%、100回、生誕100年や没後100年、そして百物語まで…
いろいろな「100」を巡ってみませんか?
【一部の本の紹介】
百年前の日本 / 小西四郎, 岡秀行構成
大森貝塚を発見し、日本の近代考古学の基礎を築いたエドワード・S・モース。
この本は、アメリカのピーボディ・エセックス博物館のモース・コレクションから百年前の日本の写真を集めたものです。幕末から明治に到る時期の日本の姿をありのままに紹介しています。
1983年から百年前の、日本の面影を伝えてくれる貴重な一冊です。
図説怪異百物語 : 江戸東京篇 / 湯本豪一著
身の回りで起きた不可思議な現象を蒐集した怪異譚「百物語」は江戸時代に人気を集め、書籍のほか瓦版や錦絵などにも記録されています。
本書はそういった様々な印刷物から東京の怪異譚をまとめ、豊富な図版とともに掲載しています。
暑い夏にぴったりの、背筋がゾクッとする本はいかがですか?
春の雪 / 三島由紀夫著
2025年は、日本を代表する作家・三島由紀夫の生誕100周年にあたります。
本書は三島文学の金字塔『豊饒の海』4部作の第1部です。
ともに華族に生まれた清顕と聡子。互いに惹かれ合いますが、聡子は皇族との婚約を受け入れてしまいます。決して許されることのない禁断の恋の果ては…。
悲劇的な恋が美しい言葉で綴られます。