東北学院大学

経済学部 共生社会経済学科

2023年4月募集停止

学生募集停止する学部・学科の全ての在学生に対しては、卒業するまでは入学した学科の所属及びその教育環境を維持し、学生生活及び進路・就職支援等につきましても、教職員一同責任を果たしてまいります。

教員紹介

齊藤 康則 准教授

専門分野
  • 地域社会学、災害社会学、市民活動論
研究キーワード
  • 災害、コミュニティ、ボランティア、NPO、仮設住宅
担当授業
  • ボランティア・NPO論、社会運動・コミュニティ論、フィールドワークの基礎、フィールドワークⅠa、基礎演習、演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
代表的著作
  • 齊藤康則, 2019, 「もう一つのコミュニティ形成――「みなし仮設」と「同郷サロン」から考える仙台の復興」吉野英岐・加藤眞義編『震災復興と展望――持続可能な地域社会をめざして』有斐閣.(2019年5月刊行)
  • 齊藤康則, 2017, 「被災地の非営利組織で働く「第二世代」の生活史――活動と雇用のあいだを揺れ動くNPO」吉原直樹・似田貝香門・松本行真編『東日本大震災と〈復興〉の生活記録』六花出版,344-371.
  • 齊藤康則, 2016, 「仮設住宅におけるコミュニティ形成を再考する――東日本大震災「あすと長町仮設住宅」における生活課題とネットワークの展開」『地域社会学会年報』28:61-75.
教員からのメッセージ

ゼミのモットーは「現場から考える」。専門書を読み、社会現象の背後にあるロジックを机上で考えることも大事ですが、若い世代の皆さんには、「いま・ここ」で起きている社会問題を、当事者の多様な〈声〉を通して体感することを心がけて欲しいと思います。ゼミでは仙台市をはじめ県内外でフィールドワークを行い、毎年「卒業研究報告会」を開催しています。最近の卒業研究のテーマは、仙台副都心(長町・泉中央)、鳴子温泉「農民の家」、地域起こし、被災商店街、津波被災地の無形文化、仮設住宅と災害公営住宅、等々。過去には行政・NPOとの協働により災害公営住宅の周辺マップ、津波被災地の地域史の冊子を製作したこともありました。フットワークのある皆さんの参加をお待ちしています。