【コラトリエ・ライブラリー】展示のご案内「紙幣の顔になった偉人たち」

紙幣の顔になった偉人たち

  • 期間:~2月末まで
  • 場所:コラトリエ・ライブラリー展示1

2024年7月、20年ぶりに紙幣のデザインが一新されます。

新しく【顔】に選ばれた3名の偉人と、これまで紙幣の【顔】をつとめた偉人たちの生涯や業績を図書館の資料で辿ってみませんか?
近代から現代、そして未来へと通貨の移り変わりが読み取れる図書も併せて展示しています。

ぜひ、ご覧ください!


【一部の本の紹介】

紙幣肖像の近現代史 / 植村峻著

紙幣の偽造防止のために欠かすことのできない肖像画。紙幣の歴史を、肖像を通して紹介した図書です。なぜその肖像が選ばれたのかや紙幣印刷技術の変遷についても知ることが出来ます。

渋沢栄一を知る事典 / 渋沢栄一記念財団編

2024年に発行される一万円札の【顔】渋沢栄一。幕臣から明治政府官僚、そして実業家へ転身し500余の企業設立に尽力し日本の近代化を牽引した。その生涯と数々の事績を網羅的に解説した興味深い一冊。

少女たちの明治維新 : ふたつの文化を生きた30年 / ジャニス・P・ニムラ著 ; 志村昌子, 藪本多恵子訳

明治初頭、三人の少女が岩倉使節団とともにアメリカに渡った。日本初の女子留学生として十年間をアメリカで過ごす。女子としては誰も経験したことのない留学生活、帰国後の周囲との軋轢、西洋文化を知ってしまったがゆえの苦しみ…ふたつの国で「異邦人」としてもがき、成長した女性たちの話。

北里柴三郎 : 破傷風菌論 : 生の場 / 北里柴三郎, 中村桂子著

伝染病研究所の所長として、細菌学、医学を牽引した北里柴三郎の論文を紹介しています。免疫学への礎を築いた北里の足跡を辿ってみませんか。

両から円へ : 幕末・明治前期貨幣問題研究 / 山本有造著

渋沢栄一が生きた時代、幕末から明治へと日本の通貨はどのような変遷を辿ったのか。誕生期の「円」の実態構造を解明し貨幣史研究を歴史統計分析へと拡大する1冊。
第37回(1994年)日経・経済図書文化賞受賞。