- HOME
- 研究・産学連携・地域連携
- 学術誌:総合学術誌『震災学』
- vol.17
総合学術誌『震災学』
『震災学』vol.17
- 発行:東北学院大学
- 発売:有限会社荒蝦夷
- 発行日:2023年4月13日
- 本体2,000円(税別) A5判 260頁
- ISBN 978-4-904863-79-4 C0036
- 一般書店、大学生協、オンライン書店(honto)等にて販売
目次
巻頭言
第1章 交響する震災学
- [巻頭特別座談会]〈震災学〉から〈被災学〉へ/いとうせいこう×大西晴樹×坂本泰伸
- [座談会]『震災学』10年を語る/佐々木俊三×大西晴樹×阿部重樹×坂本泰伸
- [特別インタビュー]防災・減災の実践とは何か 東北大学災害科学国際研究所と『震災学』/今村文彦
- 『震災学』からの展望
- 〈議論空間〉としての『震災学』――多様な領域から各地の災害を捉え直した、その先へ/齊藤康則
- 「海辺を巡る自然とヒトと私」の12年/平吹喜彦
- 女川町での子どもの運動支援についての執筆経験から/岡﨑勘造
第2章 12年の歩み
- 災害と皇室 その表象 〈痛み〉への寄り添い/死者への〈悼み〉/茂木謙之介
- 東北学院大学「震災の記録プロジェクト」は何を問うたのか 学生の創造的価値/金菱清
- 被災地のミュージアムの歩みをふりかえる 〈不要不急〉の仕事が果たす役割/三上満良
- 〈石巻まちの本棚〉の10年 一箱本送り隊の活動を通して/南陀楼綾繁
第3章 伝承は可能か
- 集合的トラウマと災害伝承 鉱山ダム決壊から半世紀後のバッファロー・クリーク/高原耕平
- 記憶と想起の作法――なまえをめぐるダイアログ 日本災害復興学会助成「上手な思い出し方研究会」中間報告/高原耕平◎奥堀亜紀子◎ゲルスタ・ユリア◎定池祐季◎古関良行
- 〈震災伝承〉が問いかけるもの 持続的な取り組みのために/武田真一
- 東日本大震災慰霊碑100基を訪ねて 悼みと祈りを未来へつなぐ/植田辰年
- 関東大震災とカルピス 救援物資の〈白い水〉が国民飲料となるまで/山川徹
- それぞれの関東大震災――百年後に思うこと 怪談文芸が生まれるとき/東雅夫
第4章 震災と文学
- 『荒地の家族』とその前、その後/佐藤厚志
- 新芥川賞作家あれこれの記/阿曽恵
- 記憶のパッチワークを携えて/石沢麻依
- 小説が生まれるまでの時間/木村紅美
第5章 仙台短編文学賞
- 第6回仙台短編文学賞受賞作発表 この1年の振り返りとともに/川元茂
- 東北学院大学賞◎選評――大西晴樹
- 仙台市長賞◎選評――郡和子
- 受賞の言葉――二之部右京/大久保蓮
- 「竹」二之部右京
- 「世界が終わる日」大久保蓮
- 「こたえあわせつづく」森川樹