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総合学術誌『震災学』
『震災学』vol.3
- 発行:東北学院大学
- 発売:荒蝦夷
- 2013年10月25日(金)発売
- 本体1,800円(税別) A5判 224頁
- ISBN 978-4-904863-35-0
- 一般書店、大学生協、オンライン書店等にて販売
目次
「見ようとしないこと」を問う/佐々木俊三(東北学院大学副学長・同大学地域共生推進機構機構長)
第一章/守りたい 東北の大地 シンポジウム<「復活と創造 東北の地域力」>
- 基調講演「水と緑の国、日本」/富山和子(立正大学名誉教授・環境問題評論家)
- パネル討論「土を活かして復興へ」/富山和子×結城登美雄(民俗研究家)×佐久間政広(東北学院大学教授)
第二章/福島へ
- インタビュー
- 「福島で考えたこと」/大石芳野(写真家)
- 「水俣・スリーマイル・福島」/アイリーン・美緒子・スミス(市民団体グリーン・アクション代表)
エッセイ
第三章/仮設住宅とはなにか
- [座談会]「<仮設>に暮らして」/臼澤良一(岩手県大槌町)×駒林奈穂子(岩手県釜石市)×佐藤康男(東松島市宮戸小学校仮設自治会長)×金澤大樹(宮城県栗原市)×山中茂樹(関西学院大学災害復興制度研究所主任研究員)
- 「仮設住宅史を繙く 関東大震災から東日本大震災 九十年後の今」/古関良行(河北新報震災取材班キャップ・報道部副部長)
- 「阪神・淡路大震災 仮設住宅の五年間 東日本大震災被災地への伝言」/磯辺康子(神戸新聞編集委員)
- 「奥尻島 仮設生活回想 地震・津波・火災から二十年」/麓敏也(奥尻町議会議長)
- 「雲仙・普賢岳噴火災害の被災地から 火山活動終息一七年目の証言」火砕流と土石流との闘い/清水眞守(FMしまばら代表取締役)
- 肌で感じるコミュニティの大切さ 末永安廣さんに聞く/金本金栄(島原新聞記者)
- 仮設住宅における避難者の心身ケア/中島禮子(元島原市保健師)
- 「いま仮設住宅に暮らすということ」/阿部重樹(東北学院大学教授)
- [聞き書き]「<仮の住処>を生きる 応急仮設住宅居住者の声」
遠藤ゆりえ、小野寺博美、畠山江美子、須藤政春・文子、和泉くに子・厚子、阿部てるみ・りえ子、小松正子、小山まさこ、菅井保勝・愛子、飯塚正広、太田喜代美
第四章/地域と震災
- 「震災メメントモリ 『痛み温存』としての記録筆記法と死者をむすぶ回路」/金菱清(東北学院大学准教授)
- 「記憶地図を描く 『更地の向こう側』に重なる過去と未来」/酒井朋子(東北学院大学講師)
- 「ローカルラジオと東日本大震災 IBC岩手放送の二年」/姉帯俊之(IBC岩手放送ラジオ放送部長)
- 「南相馬をゆく 旧警戒区域ボランティア体験記」/山川徹(ルポライター)