【中央】 本を贈る日 ~サン・ジョルディの日~
- 期間:~6月末まで
- 場所:中央図書館2F
4月23日はサン・ジョルディの日です。
スペイン・カタルーニャ地方におけるキリスト教の聖人ゲオルギウス(サン・ジョルディ)が殉教した日で、聖人を記念する聖名祝日です。カタルーニャでは伝統的に男性から女性に花を、女性から男性に本を贈る日とされています。
そこで、今回は図書館スタッフから学生の皆さんへ贈りたい本を集めてみました。“誰かに贈りたい本”を募集するアンケートも実施しますので、ぜひご参加ください。
【一部の本の紹介】
ひとはなぜ服を着るのか / 鷲田清一
衣食住という言葉のとおり、服は生活に欠かせないものです。ただ着られればいいという人もいれば、次々と流行を追いたい人、あるいは他人と同じものはイヤだという人もいるでしょう。「自分にとって服とは何か」を考えながら読みたい一冊です。
シェイクスピアの人間学 / 小田島雄志
21世紀になっても続く国家・民族の争い。人間の感情のすべてを描いたシェイクスピアが生きていれば、この状況を見て何を言うでしょうか。この本は、“シェイクスピアのセールスマン”を自称する著者が、「世界中がシェイクスピア好きになれば戦争は起こらない」と語る、シェイクスピア愛がとめどなくあふれる評論です。
女性学/男性学 / 千田有紀
ジェンダーについて学ぶ人に向けて、女性学の歴史から現在までを1冊にまとめた入門書です。「性」「性別」とは何を意味するのか、「女性と男性の学」とは何を意味してきたのか。「女性」という性のあり方を見つめ、社会を問い直します。