宮城県ゆかりの本棚
- 期間:~11月末まで
- 場所:五橋コラトリエ・ライブラリー5階カウンター前
今回の展示は、宮城県を舞台とした小説や、東北学院大学卒の作家、宮城県ゆかりの作家の作品についてご紹介します。この機会に、宮城県にちなんだ本を読んでみませんか。
ちなみに宮城県出身の作家には、皆さんにもお馴染みの伊坂幸太郎さん、恩田陸さん、北杜夫さんのほか、文豪の島崎藤村、志賀直哉など19人がいます。
また東北学院大学出身の作家は、第168回芥川賞を受賞した佐藤厚志さんをはじめ4名います。
身近な土地やつながりのある人を通して、皆さんがまだ知らない世界と出会えるかもしれません。ぜひ、手に取ってご覧ください。
【一部の本の紹介】
ゴールデンスランバー(伊坂幸太郎)
首相暗殺という無実の罪を着せられた主人公による逃亡劇。伊坂幸太郎の代表作で、急展開する物語を楽しみたい方へオススメの作品です。
夜のピクニック(恩田陸)
2日で80km夜通し歩く高校最後の行事「歩行祭」。事件も騒動もない、ただ夜に歩くだけで深まる関係もある。青春を共に味わいたい方へ。
残月記(小田雅久仁)
月をモチーフとした、3つの中短編からなるSFダークファンタジー。月がもたらす恐怖を感じてみませんか。日本SF大賞受賞作です。
樅ノ木は残った(山本周五郎)
大藩取り潰しを目論む幕府と、その目論見に立ち向かう仙台藩の家老、原田甲斐の闘いを描く時代小説。実際に江戸時代に起きた「伊達騒動」を題材として描かれる。