学科長あいさつ
「共感力」をキーワードに、これからの社会・経済を考える
一人の女性が生涯に産むであろう子どもの平均数に相当する合計特殊出生率は2005年に史上最低の1.26を記録しました。そして、2055年には65歳以上の高齢者の総人口に対する割合が40.5%に達するであろうと予測されています。このような高齢化と少子化の結果として日本は人口減少期を迎え始め、総人口も2005年の1億2777万人をピークに、2055年には8993万人とおよそ3800万人減少するであろうことが予測されています。
このような少子・高齢化し、無縁化する人口減少社会の到来によって、社会は大きく変化すると考えられ、労働力人口の減少や社会保障制度のあり方、地域社会の維持など、既にさまざまな課題が挙げられるようになりました。そのような社会で、今後も私たちが安心して、いきいきと暮らし、人生を過ごせるようにするためにはどうしたらいいのでしょう。その有力な一つの選択肢として、共生社会の構築が考えられます。これが共生社会経済学科のコアテーマです。
少子・高齢化し、無縁化する人口減少社会で、持続可能な社会・経済のシステムを考えていこうとするとき、大切なことは自分の周りに目を向けることです。多様な存在に目を向け、共感し、違いを尊重しながら共に生きようとする発想が必要ではないでしょうか。
大学案内やホームページとともに、どうかオープンキャンパスや進学相談会などの機会を利用して、また内容も新しくした学科案内のパンフレットなどもご覧いただき、共生社会経済学科についての関心と理解をさらに深めていただければと願っています。本年度もまた、模擬授業や学科の説明会などにも積極的に対応することとしています。皆さんからのご要望をいただけますよう、お持ちしています。
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